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「The Office」KY上司役のスティーヴ・カレル降板決定

2010年6月30日
人気海外ドラマ「The Office」でマイケル・スコット役を演じているスティーヴ・カレルが、同番組を降板することが明らかになった。

27日に新作映画「Despicable Me」プレミア上映会に出席したスティーヴは、レッドカーペットで受けた米E!の取材で、NBCネットワークで今秋放送される「The Office」シーズン7で降板することを発表した。

「(降板する)時が来たと感じている」「契約を最後まできちんと果たしたかったんだ。7シーズンに出演する契約にサインしたからね」「来期はシーズン7。僕の演じるキャラクターが去る時が来たと感じるんだ」と語った。

スティーヴは「The Office」で「空気の読めない最悪な上司」という最重要キャラクターを演じており、彼を目当てに視聴するファンが多い。そのためスティーヴの降板は番組終了を意味するのではないかと懸念する声があがっている。

これに対して、スティーヴは「(自分が降板しても)ドラマは終わるわけじゃない」と断言。「ダイナミックなチェンジを迎えるだろうけれどね。良い意味でだよ。新しい息が吹き込まれ、新しいエネルギーが生まれるんじゃないかな。ドラマにとってプラスになるはずさ」と、「The Office」の継続を強調した。

英国「The Office」のUSリメイク版として2005年にスタートした「The Office」は放送開始直後から高視聴率をマーク。主役のスティーヴ・カレルは、同ドラマで国民的コメディ俳優となった。

降板の意思が固いことを公言しながら、出演契約更新した「ハーパー★ボーイズ」のチャーリー・シーンのように、最後の最後で降板を取り消す望みもまだあると報じているメディアもあるが、映画に引っ張りだこなスティーヴなだけに、その可能性は低いという見方が大勢のようだ。
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