テイラー・スウィフト、「世界で最も影響力のある人物100人」で大親友エド・シーランをなぜか“戦車”に例える

エド・シーランが、タイム誌の選ぶ「世界で最も影響力のある人物100人」に選ばれ、このリストの企画としてエドの経歴について説明する役を親友のテイラー・スウィフトが買って出た。

この「TIME 100 リスト」はタイム誌が選ぶ「世界で最も影響力のある人物100人」を紹介する企画で、ミュージシャン、ライター、リーダーそしてスポーツ選手など、各界から選ばれる。この時点ですでに読みごたえのありそうな企画だが、タイム誌はこのリストに更に、選ばれた100人それぞれをよく知る著名人に彼らのことを語ってもらうという"おまけ"をつけた。その結果、エドの経歴紹介は、大親友のテイラー・スウィフトが担当することとなったのだ。

「サフォーク州のフラムリンガムで生まれ育った赤毛の少年エド・シーランは、成長するにつれてミュージシャンになりたいと決意しました。たくさんの有望な若者たちがするのと同じように、エドも曲を書き始めたり楽器を演奏し始めましたが、エドには前例に全くない出来事が起こりました。エドは自身の努力だけでキャリアを発動させ、音楽界において最も強烈な印象を与えることに成功したのです」と、とても真面目に語り始めるテイラー。

しかしその後、少しだけおかしな方向へ向かっていくテイラーの説明。いきなりエドを"戦車"に例え始めるのだった。

「エドは音楽の道を志した時、自身の選択や無意識の発展に関係なく、エドは少年というよりも"戦車"になりました」 「エドはいかなる失敗や挫折、過小評価をも耐え忍ぶことのできる、頑丈な熱意の鎧で守られていました。たとえ失敗しても、すぐに別の新しいアイディアへと切り替えるパワーがありました。エドは自分がノックダウンされたことに気付く前に立ち直ってしまうボクサーのような男です」と続けた。

テイラーは過去にも、エドがグラミー賞獲得への自信を喪失した際に「いいえ、あなたはグラミー賞を絶対に受賞するわ!」と励まし、見事エドを2016年のグラミー賞獲得実現へと導いたのは有名なエピソードだ。

(MTV News)