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セレーナ・ゴメス製作総指揮の米ドラマ「13の理由」、カナダやニュージーランドで視聴を禁止する動き
2017年5月2日
「13の理由」
@christianleenavarro / Instagram
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Netflixで配信され世界中で論議を巻き起こしている人気ドラマ「13の理由(原題:13 Reasons Why)」に、ニュージーランド当局が視聴制限をかけ、カナダの一部学校が「校内では話題にしない」という規則をもうけたと報じられている。
少女が自殺した理由を謎解く人気ヤングアダルト小説をドラマ化した「13の理由」は、人気歌手で女優のセレーナ・ゴメスが製作総指揮を務める話題作。かなりダークな内容で、「自殺を美化している」「心に闇を抱えているティーンの自殺を後押しするのではないか」と論議を醸している。
米Teen Vogue電子版は4月27日、「ニュージーランドでは、18歳以下が1人で『13の理由』を視聴してはいけない」と報道。ニュージーランド政府が「有害情報から青少年を保護する」ために設置した検閲組織フィルム・文献分類管理局が、「13の理由」を「18歳以下が、成人の監視なしに視聴することを禁じる」とレイティングしたと伝えた。
このレイティングは「成人が適切に誘導する状況下でのみ、ヤングアダルト層の視聴を認める」もの。強姦シーンや自殺シーンが問題視されており、「強姦被害者にとって悪影響を与える」「まるで自殺する宿命のように描かれているのもよくない」と説明。「自殺を考える人間は理性を失っていることが多く論理的思考ができなくなっている」のに、「13の理由」では「自殺にいたる過程を長々と詳細に描いており、繊細な心を持つ若者たちの自殺を促すことになりかねない」と批判し「自殺は防げるもの」なのにこれでは防ぐことができなくなってしまうと指摘した。
また当局はNetflixに対して、「13の理由」のエピソードを配信する際には「明確に警告する文章」を出すよう義務づけたとのこと。警告文には「助けを求められるホットラインの番号」も記載されるそうで、いじめや強姦、自殺願望などがある若者たちに救いの手を差し伸べる配慮もされているという。
厳しいレイティング判定をしたニュージーランド当局だが、「13の理由」を「悪」だと認定したわけではない。「若者たちが直面している自殺、性的暴行、いじめ、スラット・シェイミング(※)問題に対する意識を高めることに貢献している」「若者たちのこころの健康問題に対する意識を向上させる、よいきかっかけを作ってくれた」と評価もしている。
※女性は貞節を守り清らかであるべきという偏見を抱き、女性の性行動やセクシーな服装を好む女性を非難すること。
この「ニュージーランドでの視聴制限」に関する報道が流れた翌日の4月27日。カナダでも視聴制限をかける動きがあると伝えられた。
米VarietyとCBSによると、カナダのアルバータ州エドモントンの複数の学校が、6年生の生徒の保護者あてに「学校で『13の理由』の話をすることを禁じる」というeメールを送付。
「高校生の自殺がテーマの大人向けのドラマであり、(強姦など)暴力的なシーンも描かれている」ため「13の理由」について校内で生徒たちが話し合うことは「学校生活に支障をきたす」と判断し、話題にすることを禁じたと説明。
「心をかき乱すような内容の『13の理由』について学校で話すことは禁止だということを、お子様にしっかりとお伝え下さい」と指導し、ネット上では「裏をかえせば『13の理由』を視聴禁止すると呼びかけているようなもの」だと話題を集めた。
カナダでは「13の理由」をかなり問題視しており、オンタリオ州ハミルトン地区教育委員会の公式サイトには「13の理由」に対する批判文を掲載。「自殺行為を美化するものである」「カウンセラーや精神医師、心理学者などをネガティブに描いている」と強く批判している。
全世界同時ストリーミングされた各国で大ヒット中の「13の理由」だが、ニュージーランドとカナダの一部の学校が「制限」をかけたことで、今後他の国や地域でも視聴を制限する動きが広がるのではないかと伝えられている。
少女が自殺した理由を謎解く人気ヤングアダルト小説をドラマ化した「13の理由」は、人気歌手で女優のセレーナ・ゴメスが製作総指揮を務める話題作。かなりダークな内容で、「自殺を美化している」「心に闇を抱えているティーンの自殺を後押しするのではないか」と論議を醸している。
セレーナ・ゴメス プロデュースの超話題作「13の理由」は、自殺を助長する? 警鐘を鳴らすセレブらに、セレーナ本人が反論(2017年5月1日)
NETFLIXにて配信中のドラマ「13の理由」が、ヒット、そして話題となっている...
米Teen Vogue電子版は4月27日、「ニュージーランドでは、18歳以下が1人で『13の理由』を視聴してはいけない」と報道。ニュージーランド政府が「有害情報から青少年を保護する」ために設置した検閲組織フィルム・文献分類管理局が、「13の理由」を「18歳以下が、成人の監視なしに視聴することを禁じる」とレイティングしたと伝えた。
このレイティングは「成人が適切に誘導する状況下でのみ、ヤングアダルト層の視聴を認める」もの。強姦シーンや自殺シーンが問題視されており、「強姦被害者にとって悪影響を与える」「まるで自殺する宿命のように描かれているのもよくない」と説明。「自殺を考える人間は理性を失っていることが多く論理的思考ができなくなっている」のに、「13の理由」では「自殺にいたる過程を長々と詳細に描いており、繊細な心を持つ若者たちの自殺を促すことになりかねない」と批判し「自殺は防げるもの」なのにこれでは防ぐことができなくなってしまうと指摘した。
また当局はNetflixに対して、「13の理由」のエピソードを配信する際には「明確に警告する文章」を出すよう義務づけたとのこと。警告文には「助けを求められるホットラインの番号」も記載されるそうで、いじめや強姦、自殺願望などがある若者たちに救いの手を差し伸べる配慮もされているという。
厳しいレイティング判定をしたニュージーランド当局だが、「13の理由」を「悪」だと認定したわけではない。「若者たちが直面している自殺、性的暴行、いじめ、スラット・シェイミング(※)問題に対する意識を高めることに貢献している」「若者たちのこころの健康問題に対する意識を向上させる、よいきかっかけを作ってくれた」と評価もしている。
※女性は貞節を守り清らかであるべきという偏見を抱き、女性の性行動やセクシーな服装を好む女性を非難すること。
この「ニュージーランドでの視聴制限」に関する報道が流れた翌日の4月27日。カナダでも視聴制限をかける動きがあると伝えられた。
米VarietyとCBSによると、カナダのアルバータ州エドモントンの複数の学校が、6年生の生徒の保護者あてに「学校で『13の理由』の話をすることを禁じる」というeメールを送付。
「高校生の自殺がテーマの大人向けのドラマであり、(強姦など)暴力的なシーンも描かれている」ため「13の理由」について校内で生徒たちが話し合うことは「学校生活に支障をきたす」と判断し、話題にすることを禁じたと説明。
「心をかき乱すような内容の『13の理由』について学校で話すことは禁止だということを、お子様にしっかりとお伝え下さい」と指導し、ネット上では「裏をかえせば『13の理由』を視聴禁止すると呼びかけているようなもの」だと話題を集めた。
カナダでは「13の理由」をかなり問題視しており、オンタリオ州ハミルトン地区教育委員会の公式サイトには「13の理由」に対する批判文を掲載。「自殺行為を美化するものである」「カウンセラーや精神医師、心理学者などをネガティブに描いている」と強く批判している。
全世界同時ストリーミングされた各国で大ヒット中の「13の理由」だが、ニュージーランドとカナダの一部の学校が「制限」をかけたことで、今後他の国や地域でも視聴を制限する動きが広がるのではないかと伝えられている。
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