人気海外ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」で物語のカギを握るボードゲームのアイデアのもとは「ポケモンＧＯ」だった！？

現在シーズン7が放送されている人気海外ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」に登場するボードゲームの誕生秘話が明らかとなった。TeenVogueが報じている。

「プリティ・リトル・ライアーズ」のシーズン7には、物語の後半に主要キャラクターのアリソン、アリア、スペンサー、ハンナ、エミリーの5人のもとに正体不明の謎の人物「A」からボードゲームが送られる。これをめぐって様々な物語が展開していくため、このゲームが本作の重要な要素の1つとなっている。

そんな物語のカギを握るボードゲームが、なんと昨年世界中で大ブームとなり社会現象を引き起こしたオンラインゲーム「ポケモンGO」をもとにして作られたという。

同ドラマで美術担当をしているクリス・ヴェイルは「私達は皆、このボードの中にある内部の機械のアイデアが気に入っています」と話し、それ自体が命を持っているかのようなゲームを作りたかったのだという。

　
また、「ゲームに携帯電話の要素を入れたかったから、スピナーの変わりに携帯電話を置くアイデアを思い付いたんです。それで、携帯電話をどうしたら切り離せるボードゲームの一部にすることができるのか研究しました」とアイデアを形にするまでの過程も明かした。

様々な仕掛けが隠されたこのボードは、グラフィック・アーティスト、デザイナーの他に電子工学の専門家といった複数人の協力のもと、約2か月がかりで制作されたという。