“スペイン語が歌えない”ジャスティン・ビーバーを、コラボ相手が擁護！ 「いきなり非母語が完璧になるなんて望むべきじゃない」

「自分の楽曲なのに」と責められている、スペイン語の歌詞があやふやな(?)ジャスティン・ビーバー(23)を、コラボ相手のルイス・フォンシ(39)が擁護している。

ジャスティンは、ラテン系アーティストのルイス・フォンシと、ダディー・ヤンキーの楽曲のリミックス版に、ボーカルとして参加。「デスパシート(REMIX)feat. ジャスティン・ビーバー」は、ジャスティンがスペイン語の歌詞を歌唱していることも話題となり、5月末の全米ビルボード・シングルチャートにおいて、見事トップを獲得し、ヒットしている。

しかしクラブにて、この“スペイン語歌詞”があやふやなまま、ジャスティンがパフォーマンスを行う動画が話題に。スウェーデン公演では冗談交じりに「歌えない」「歌詞がわからない」と発言し、怒ったファンからペットボトルを投げつけられる場面もあった。


これに対して、ジャスティンと「デスパシート」で組んだルイス・フォンシは、「ABC News Radio」のインタビューで彼を擁護する発言を行っている。

「つまり、ぼくは彼に歌詞を……学んでほしいとは、はっきりと思っている。(けれど)わかっていないことを、責めたりはしないよ。大目に見てあげることが必要なんじゃないかな。スペイン語は彼の母語じゃない。いきなり完璧になるなんて、望むべきことじゃないよ。レコーディングは、歌詞を見ながら行ったしね」

続けてルイス・フォンシは、ジャスティンにやる気がないわけではないことを、強調している。

「ジャスティンには英語で歌う機会もあったんだ。すべて英語にした歌詞も、ぼくらは用意していた。けれど彼は、自分でスペイン語で歌うことを決めた。楽曲のオリジナリティを保ちたいと言ってね。だから実のところ、ぼくは彼が時間をかけてスペイン語でレコーディングを行ってくれたことを買っているんだ。最高の仕事をしてくれたよ」

また、ルイスはジャスティンが現在、自身のツアー中であることを尊重し、ステージでこの曲を一緒にパフォーマンスすることを、「熱望」はしていないとしている。

【動画】ジャスティンがスペイン語で歌唱! 「デスパシート(REMIX)feat. ジャスティン・ビーバー」