リタ・オラ、リアム・ペイン、ルイ・トムリンソンらが参加したロンドン大火災のチャリティー・シングル、過去１０年で最も売れたシングルに

ロンドンのグレンフェル・タワーで起きた火災の被害者を支援するため6月21日にリリースされたチャリティー・シングルが、初日だけで12万枚のセールスを記録し過去10年間のイギリスで最も売れたシングルになったことが分かった。


「Artists for Grenfell(グレンフェルのためのアーティストたち)」名義のチャリティー・シングルは、音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルの呼びかけでセリーヌ・ディオン、リタ・オラ、リアム・ペイン、ストームジー、クレイグ・デイヴィッド、アン・マリー、ルイ・トムリンソン、ロビー・ウィリアムズ、エミリー・サンデーなどを始めとした50人以上のイギリス人有名アーティストが参加した。

【動画】Artists for Grenfell 「明日に架ける橋」


曲はサイモン&ガーファンクル「Bridge Over Troubled Water」のカバーになっており、シングルの収益は火災の犠牲者を支援する「ロンドン・コミュニティ基金」に全額寄付される。

このシングルはリリース後から17万枚以上を売り上げ、6週連続1位をキープしていたルイス・フォンシ、ダディー・ヤンキー、ジャスティン・ビーバーのコラボ曲「Despacito」を2位へと引き下げ、堂々1位に輝いている。

他にも最新チャートではDJキャレド、リアーナ、ブライソン・ティラーがコラボした新曲「Wild Thoughts」がチャート3位に初登場。これによりDJキャレドは、「I’m the One」に続く今月2曲目のトップ5入りを果たしたことになり、コラボをしたリアーナにとってはUKシングル・チャートでトップ10入りを果たした30曲目のシングルとなった。

また、リトル・ミックスの新曲「Power(feat. Stormzy)」は10位に、リタ・オラの「Your Song」が先週の15位から11位へ、カミラ・カベロの「Crying in the Club」が23位から20位へと上昇し、セレーナ・ゴメスの新曲「Bad Liar」はミュージックビデオが話題となり、53位から33位へと急上昇した。

アルバム・チャートでは、ロイヤル・ブラッドが3年ぶりにリリースしたセカンドアルバム「How Did We Get So Dark」が1位に入り、ニッケルバックの「Feed the Machine」とロードの「Melodrama」はそれぞれ3位と5位に初登場した。エド・シーランの「÷」は超ロングセラーで2位をキープ中だ。

(MTV News)