ジャスティン・ビーバーの広告が突然、削除！ その意外な理由とは・・？[写真あり]

人気歌手ジャスティン・ビーバーの広告が大手音楽ストリーミングサービス「Spotify」に掲載されていたが、一部非難を受け削除に至った。

ジャスティン・ビーバーは、今年5月にラテン系アーティストのルイス・フォンシとダディー・ヤンキーのスペイン語楽曲「デスパシート」にフューチャリングで参加。同曲は全米ビルボード・シングルチャートにおいて現在まで7週連続で1位を獲得。さらにSpotifyグローバルチャートでスペイン語楽曲史上初の1位を獲得する大ヒットソングとなった。

People誌が報じたところによると、この記録的な大ヒットを受け、Spotifyはジャスティン・ビーバーを「ラテンの王様(Latin King)」と名を売って広告を掲載した。

dear @Spotify , take this down. this is disrespectful. I'm sure we all agree.

-sincerely,
ALL LATINXS. pic.twitter.com/GZ56lzHncn

— paletero papi (@pablocurates) 2017年6月14日

しかし、この「ラテンの王様」のキャッチコピーには批判が多く寄せられた。なぜならジャスティンは同曲のスペイン語の歌詞を覚えられず、自身のコンサートで適当に歌ったり、「僕にはできない」と発言するなどしていたからだ。


この「ラテンの王様」広告を見たSpotifyユーザーは「Spotifyさん、この広告を取り下げて。失礼です」という旨のコメントが多数投稿された。

dear @Spotify , take this down. this is disrespectful. I'm sure we all agree.

-sincerely,
ALL LATINXS. pic.twitter.com/GZ56lzHncn

— paletero papi (@pablocurates) 2017年6月14日

@Spotify I've been a paying customer for several years but looks like I need to cancel my account if we don't get an apology

— Latinx Geeks (@LatinxGeeks) 2017年6月21日

これを受けSpotify側はジャスティンの広告を取り下げ、ハフィントン・ポスト誌に声明をだした。

「私たちは、『デスパシート』がジャンルを超えた文化交換の鍵となることをお祝いしたく、ジャスティン・ビーバーを起用しました。しかしこれが文化的に無神経な行動と捉えられ得ることに気づいたので、広告を取り下げました」

いつの日か、ジャスティンが同曲を歌いスペイン語を披露する日はくるのだろうか。