「Glee」シーズン2で「ロッキー・ホラー・ショー」「マドンナパワー 2」エピソード放送決定

人気ミュージカル海外ドラマ「Glee」で、映画「ロッキー・ホラー・ショー」をテーマにしたエピソードと、マドンナ・エピソード第二弾が放送されることが明らかになった。

米TVガイドが報じた内容によると、米FOXネットワークで今秋放送される「Glee」シーズン2で、70年代を代表するホラー・ミュージカル映画「ロッキー・ホラー・ショー」をテーマにしたエピソードを放送することが決定。またシーズン1に引き続き、マドンナをテーマにしたエピソード第二弾「The Power of Madonna 2」も放送されることが明らかになった。

これは7月25日、アメリカ最大のコミック/ポップカルチャーの祭典「コミックコン 2010」に出席した番組製作総指揮者ライアン・マーフィーが明かしたもの。ライアンと共に出席した「Glee」のメンバーが、今度どのような曲を歌いたいか質問され、クリス・コルファー(カート・ハメル役)が「The Time Warp(「ロッキー・ホラー・ショー」の名曲)」と答えたところ、ライアンが「奇遇だねぇ、クリス。実は「ロッキー・ホラー・ショー」エピソード制作は決定しているんだよ」とコメント。キャストも初耳で、驚いていたという。

続けて「The Power of Madonna 2」の制作を発表したライアンは、「マドンナのエピソード制作には12日～13日が必要。制作費用もかかるけれど、制作会社と放送局に『マドンナのためだから、ぜひ!』とお願いしたんだ」と裏話を披露。「いつ放送することになるかは明言できないが、必ず制作する」と語った。

また、今後、主要キャラクターの親や兄弟姉妹が登場する可能性が高いことや、すでにシーズン2で放送が決定しているブリトニー・スピアーズがテーマのエピソード制作にマシュー・モリソン(ウィル・シュースター役)は消極的であることなどが明かされた。なお、ブリトニー・エピソードは「幻覚的でとても面白いものになる」とライアンはコメントしている。

「Glee」は、高校のグリー部を舞台に顧問の教師と「負け犬」の生徒たちが繰り広げる1時間の本格的なTVミュージカル・コメディ・シリーズ。放送開始直後から高い視聴率をマークし、社会現象を巻き起こしている。本年度エミー賞で最多19部門にノミネートされており、業界からも高く評価されている。
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