ブリトニー・スピアーズ、精神的破綻からの脱却について語る

現在アジアツアー中のブリトニー・スピアーズが、精神的に破綻していた過去の自分について赤裸々に明かした。

イスラエルの新聞社からインタビューを受けたブリトニーは、20代の頃に受けた苦悩について「20代の私は酷いものだったわ。30代になってからはかなりマシになってきたと思う。自分自身と上手に向き合う術を学ぶことができたからね」と話し、有名ポップシンガーとしての多忙な毎日が自身のメンタルヘルスに大きな影響を及ぼしたことについては「今思うと、私はもっと多くの休みを自分自身に与えるべきだったわ。私のメンタルヘルスを取り戻すためにね」と話した。

また、当時の自分が置かれていた状況については「まるで過保護な子供のようだったわ。あまりにも多くの人々が私の生活を支配していたせいで、私は自分自身を完全に見失ってた。そんな状況下にいると、たとえ誰からも支配されていない時でも心が動かなくなってしまうし、音楽に対しての情熱も感じられなくなってしまうの。あの頃の私は心が彷徨っていて、自分自身で何をするべきなのか全く分からなかった。とりあえず周りのみんなを喜ばせようとしていたわ。だって私の深層心理が無意識にそうさせていたから。あの頃の自分を振り返ると、『一体何を考えていたんだろう?』 って自分でもよく分からなくなるの」と語った。

そしてそんな経験を元に、キャリアへのアプローチが変化していったようで「若い年齢からこの業界でのキャリアをスタートさせた全ての人間に言えることは、この業界で生き残るためにも、私生活を上手に管理するためにも、バランスをしっかり取るということを考慮する必要があるわ。それは時に大きな挑戦になってしまうけれど。当時の私は今と全く別人だった。若かったし物事の善悪がよく分からなかったから、本能のおもむくままに生きていたわ。そして今の私は、以前よりも良い場所にいる。子供たちが私の人格を形成してくれて、私の心を満たしてくれたの。彼らのおかげで、私はもう何が起ころうと心配しなくなったのよ」と話していた。

6月24日のバンコク公演でタイを訪れたブリトニーは、現地で子供たちに迎えられて可愛らしいタイ式の挨拶を交わしていた。

Couldn’t have asked for a sweeter greeting Love you Bangkok!

Britney Spearsさん(@britneyspears)がシェアした投稿 - 2017 6月 21 9:25午後 PDT

(MTV News)