アデル、のど不調によりツアー最後の２公演を中止に　長文の謝罪メッセージ投稿

英歌手のアデルが声帯を痛めたため、123公演に及ぶワールドツアーの最終2公演をキャンセルし、長文のメッセージを公開した。

TMZが報じたところによると、アデルは英ロンドンのウェンブリー・スタジアムでツアーの最終4公演を行う予定であったが、最初の2公演である6月28、29日に喉の調子が良くないと感じていた。そのためステロイドや薬を摂取したが効かず、医者がこれ以上パフォーマンスをしないようストップをかけ、7月1日と2日に予定されていた公演がキャンセルとなってしまった。

アデルはインスタグラムにて「ウェンブリーでの2日間は人生のなかで一番素晴らしいショーになったわ」「でも両日とも声を出すのに苦しんでいたの。いつもより力を入れなくちゃならなかったり、咳ばらいを沢山したわ」「今日になって全く喉が開かないからお医者さんに診てもらったら、声帯を痛めてることが分かったの」と、キャンセルの経緯を話した。

Adeleさん(@adele)がシェアした投稿 - 2017 6月 30 4:40午後 PDT

アデルはキャンセルに関し「本当にがっかりさせてごめんなさい。大切な人と思い出を作れなくなってしまってごめんなさい。コンサートに来るためにお金と時間をかけてくれたのに、ごめんなさい。私がこれを軽く決断したと思わないでください。このツアーで121公演を成し遂げてきて、あと2公演なのに!」と謝罪。

「これを書いているのは、公演を中止が決定した直後だからあまり詳細な情報はないけれど、公演の振替公演がなければもちろんチケットの返金はあります」「胸が張り裂けそう。ごめんなさい。愛してます。どうか許してください」

アデルは6月末に、今後コンサートを行わない、ともとれるコメントを発信し、ファンを驚かせたばかり。今回のツアーが彼女の最後のコンサートになってしまうのだろうか・・。