過小評価されているテイラー・スウィフトの楽曲とは？ 米サイトが隠れた名曲を紹介

2年ごとにアルバムをリリースしてきた歌手のテイラー・スウィフト。しかし、2014年の「1989」以来ニューアルバムを発表していない。昨年、通算6枚目となるアルバムがリリースされなかったのは「俳優トム・ヒドルストンとの短期間に渡る熱愛騒動」「キム・カーダシアンとカニエ・ウェストとの一悶着」が原因ではないかという憶測が流れているが、真相は不明だ。

そんな中、米J-14が「テイラー・スウィフトの隠れた名曲」を10曲紹介し、話題を集めている。米j-14が選出した「テイラーの隠れた名曲」は以下の通り。

■「Enchanted」
「魅了される」「魔法にかかる」という意味のタイトルのこの曲は、少女が少年に出会うというシンプルな出来事に特別な思いを込めて書き上げられた名曲。カッコいい男子と出会った輝ける夜を、19歳のテイラーが見事に表現している。「お願いだからほかの誰とも恋に堕ちないで/ あなたを待ち続ける人を作らないで」という、切なく悲しげなエンディングが絶妙だ。

Enchanted, 1989 World Tour in Tampa, Fl from the cheap seats @taylorswift13 pic.twitter.com/a4RAEHu9E3

— Taylor Swift Love (@DailyTSwizzle) 2017年6月27日

■「Clean」
5thアルバム「1989」に収録されていたシングルカットされなかった名曲。人気ドラマ「The OC」でも使用された「Hide and Seek」で知られるシンガーソングライターのイモージェン・ヒープとの共同作で、「シェイク・イット・オフ」「How You Get The Girl」のような「しゃっくりのようなエレクトロニア」ミュージックとは対照的なサウンドが特徴。催眠術をかけられるような切ないサウンドに、「ワインのしみがついてもう着られないドレスみたいに、あなたはまだ私の心にしみこんでいる」など、テイラーが得意とする“比喩的歌詞”を楽しむことができる。

【動画】「Clean」

■「Better Than Revenge」
元恋人のジョー・ジョナスを奪ったカミーラ・ベルのことを歌ったとされるリベンジソング。「あなたには彼がいるかもしれないけど/ 最後にとどめの言葉を言うのは私よ」という、怖い女心が見事に描かれている。

【動画】「Better Than Revenge」

■「Thug Story」
2009年のCMTアワードのためにラッパーのT-ペインと共同で制作した曲で、テイラーはラップを披露。アメリカン・スウィートハートなイメージをネタにしたギャングガールな愛らしいMVが話題となった。

【動画】「Thug Story」

■「Haunted」
ドラマチックなヴァイオリンとギターサウンドで始まる「突然の別れに対する」に直面した10代の混じりけのない不安な心情を見事に表現した作品。切ない気持ちをぶちまけた名曲である。

【動画】「Haunted」

■「Never Grow Up」
セカンド・アルバム「フィアレス」に収録されている「The Best Day」の姉妹ソングで、子供時代の無邪気な心情を感傷的に歌い上げた作品。最後に大人へと成長し現実に直面してしまうというハートブレイキングな曲でもある。

【動画】「Never Grow Up」

■「State Of Grace」
2012年にリリースされた4thアルバム「レッド」のオープニング曲。ドラムのサウンドから始まりギターのサウンドとミックスされるというカントリーポップとポップロックの中間のような作品で、成長したテイラーを感じることができる。

【動画】「State Of Grace」

■「Tell Me Why」
ダメ男を徹底的にコケ下ろし、二度と付き合ってやんない! と突き放す気分爽快になる曲。カントリーソングのおもしろさが分かる作品でもある。

【動画】「Tell Me Why」

■「Long Live」
一緒にツアーを行ってきたバンドや仲間たちに捧げる、ある意味“ラブソング”のような作品。成功を手に入れたばかりの初期のテイラーを感じることができる曲だ。

【動画】「Long Live」

■「All Too Well」
交際2ヶ月で別れてしまったジェイク・ギレンホールへのリベンジソングとして知られる作品。テイラーいわく「制作するのに最も苦しんだ曲」で、ジェイクへの恨みつらみが見事に描かれている傑作である。

【動画】「All Too Well」