映画「ダンケルク」監督、１Ｄハリー・スタイルズの配役を振り返る！ 「彼がここまで人気者だとは知らなかったよ」

人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズが出演する映画「ダンケルク」。ハリーにとって映画初出演ということで話題を呼んでいるが、同作監督を務めたクリストファー・ノーランは、ハリーの人気ぶりに驚きを隠せないようだ。

同作は、「ダークナイト」シリーズ、「インセプション」、「インターステラー」のクリストファー・ノーラン監督待望の最新作。第二次世界大戦中の1940年、860隻の船舶で、イギリス軍、フランス軍の兵士約40万人もの命を救った、史上最大の救出作戦「ダンケルク作戦」の実話を描くスペクタクル・サスペンス大作だ。

同作でハリーは、アレックスという名の英国兵役で出演。世界を代表する人気グループ「ワン・ダイレクション」のメンバーということで、人々の注目はどうしてもハリーにばかり集中。そのことを不満に思う共演者の声も報じられた。


そんな中、クリストファー・ノーラン監督と同作に出演するマーク・ライランスが7月7日、ハリーの人気ぶりに驚いたとAssociate Pressに明かした。

ノーラン監督は、「(キャスティングする前まで)ハリーがどれほど有名なのか知りませんでした。子どもたちが彼について話しているのを聞いたことはありますが、はっきりと理解していませんでした」と述べ、ハリーの人気ぶりに驚きつつも、彼の知名度だけでキャスティングしたわけではないと告白。

続けて「ハリーをキャスティングしたのは、彼がその役どころにピッタリだったからです。彼はそのパートを勝ち取ったんですよ」と明かした。

またライランスは「姪は今までで一番興奮していました。私がハリー・スタイルズと共演するからです」と述べ、11歳になる姪とのエピソードを交えながら、ハリーの人気ぶりについて言及したという。

一方のハリーは、「ダンケルク」の撮影を振り返り、初日は「圧倒される」経験だったと述べている。

演技力を評価した上でハリーをキャスティングしたというノーラン監督。そんなハリーの俳優としての姿は、映画「ダンケルク」(9月9日(土)日本公開)で要チェックだ。