テイラー・スウィフト、カムバックをどう演出する！？ 米サイトが４つの可能性を大胆予想

今年に入り公の場から姿を消しているテイラー・スウィフト。ニューアルバム制作に没頭中だともっぱらの噂だが、米誌Seventeen電子版が「テイラーはどのようにカムバックするのか!?」という特集を掲載した。

Seventeenは、まず「今年、テイラーが静かにしているのは2016年があまりにも最悪すぎたから」だと推測。DJカルヴィン・ハリスとの後味の悪い別れに、「やらせっぽい」と叩かれたトム・ヒドルストンとのラブロマンス&破局。カニエ・ウェストの曲を巡りキム・カーダシアンに「嘘つき!」だと非難されるなど、まるで大殺界のような年だったからだ。


しかし、そんなテイラーも数ヶ月前から「全身全霊をかけてニューアルバム制作中!」だと伝えられるように。今年の秋・冬には確実にリリースされるものと期待されている。

そんなテイラー・スウィフトだが、Seventeenは「テイラーのカムバックをこの上なく最高なものに演出する、4つの可能性」を推測している。

■その1:ビジュアル・アルバム

ビヨンセの「レモネード」、フランク・オーシャンの「Endless」、ブラッド・ペイズリーの「Love and War」のように、物語があるビジュアル・アルバムをリリースしているアーティストが増えている昨今。テイラーはもともと曲にナレーションを入れることが多く、おまけに実体験をもとにした歌詞が多いので、ビジュアル・アルバムとしてニューアルバムをリリースするにはうってつけと言える。

もちろんビヨンセの二番煎じと受け取られる可能性もあるが、これまで(2016年に)起こった色々な出来事に対する「テイラー側の主張」を、マスコミに対してはなく、音楽と映像を通してファンに直接伝えることができるという利点がある。

■その2:「GQ」9月号

トム・ヒドルストンは今年2月に発売された人気男性誌「GQ」の表紙を飾り、特集インタビューを受けた。彼はその中で「テイラーとの偽造交際の噂」をきっぱりと否定。テイラーのことを「すばらしい女性」だったと絶賛、「僕らは最高の時間を過ごした」と語り、大きな話題を集めた。

もし、テイラーがこの「GQ」9月号の表紙を飾り特集インタビューを受けたら、この上ない好印象を持たれることになるだろう。インタビューでは、昨年起きたあれこれなども質問されるだろうが、「GQ」ならきっと好意的に書いてくれるに違いない。


■その3:政治的な活動家として声を上げる

米大統領選中「ヒラリー・クリントン派なのか、ドナルド・トランプ派なのか」公言しなかったように、これまでのテイラーは政治的なことには関わってこなかった。エセ・フェミニストと叩かれることも多く、そんな気になれなかったのかもしれない。

しかし、もしテイラーがヒラリー・クリントンに多額の政治資金献金をしていたら? ヒラリーやオバマ元大統領が支持しているプランド・ペアレントフッド(全米家族計画連盟)のボランティア活動をしていたら? そのような可能性は低いが、もし政治的な活動をしていることが判明したら、ネット上は騒然となるに違いない。


■その4:「VMAs」にカニエ・ウェストと登場

何かと話題になる「VMAs(MTV Video Music Awards)」でのテイラー。

2015年に、人種に関するセンシティブなことでTwitterでやりあったテイラーとニッキー・ミナージュが一緒にステージに立ち、「Bad Blood」を熱唱。仲良しアピールをして、大きな話題をふりまいた。2009年には、最優秀女性アーティスト・ビデオ賞を獲得したテイラーが授賞スピーチをしている真っ最中にカニエがステージに乱入。テイラーからマイクを奪い「ビヨンセの方が史上最高だったのに!」と発言し、会場を騒然とさせたことがあった。

8月末に開催される今年の「VMAs」で、もしテイラーとカニエが一緒にステージに上がったら…一緒にパフォーマンスしたら…テイラーにとって「最高のカムバック演出」になること間違いなしだ。