テイラー・スウィフト、セクハラ事件の裁判ついに始まる！ ファンが陪審員にならないようにするための工夫とは・・？

2013年に開催したコンサートのミート&グリートで、ラジオDJデビッド・ミューラーからセクハラ被害を受けたとして訴えを起こしていた人気歌手テイラー・スウィフト。

ミューラー氏はこの訴えに真っ向から対立。テイラーがセクハラ被害を訴えた同イベントの2日後、彼はラジオ番組を降板することとなり、さらには新しい職を見つけることができなくなったとして、2015年、テイラーに対して裁判を起こした。そしてその一ヶ月後、今度はテイラーがミューラー氏からセクハラ被害を受けたとして正式に裁判所へ起訴することとなった。


そんな中、同事件の初公判が現地時間8月7日に始まったと米ニューヨークタイムズなどが伝えている。

今回始まった裁判のために、8人の陪審員が選出される予定だが、35の質問を含む事前アンケートがとられる。審議の公平性を図るために、審判がテイラーのファンかそうではないかを問うような質問が多くあり、少し変わっていると話題になっている。

例えば、「あなた自身をテイラー・スウィフトのファンだと思ったことはありますか」「この裁判においてどちらか側にバイアスを持つことはあり得ますか」「テイラー・スウィフトについてなにか意見はありますか」などの質問や、テイラーの曲を聞いたことがあるか、コンサートに行ったことがあるか、ミュージックビデオを見たことがあるか、アルバムを買ったことがあるかなどの細かい質問も含まれている。

世界のビッグスター、テイラーだけに、あくまでも公平に裁判をおこなえるように 裁判所も注意を払っているようだ。

長い間、公の場に姿を現していなかったテイラー。公判中、どの日にテイラーが出廷するのかは明らかとなっていないが、今後の展開に注目が集まっている。