テイラー・スウィフト、セクハラ裁判勝訴で公式声明を発表！ 性的暴行被害者のため、寄付の予定を明らかに

テイラー・スウィフト(27)が、元DJの男性を相手取ったセクハラ裁判に勝訴。公式声明を発表した。

この事件は、テイラーが2013年に米コロラド州デンバーで開催したコンサートの舞台裏にて起きたもの。テイラーの尻を「触った」として会場を追い出されたミューラーは、ラジオDJとして失職。補償と名誉の回復を求めて、テイラー・スウィフトに対する訴えを起こした。

長らくテイラーを悩ませてきた事件だが、判事、陪審員とともに、テイラー・スウィフト側の主張を認める判決を下したことで、彼女の勝訴が確定。ミューラー側から1ドルの賠償金を受け取ることで決着した。本件に際し、テイラーが発表した公式声明を、米TMZが伝えている。


「ウィリアム・J・マルティネス判事と、慎重な判断を下してくださった陪審員のみなさん、私の弁護チームらへ感謝します。彼らは私を含む性的暴行に口をつぐまされた人々のため、戦ってくれました。そして特に、4年にも及ぶこの苦行や、2年も続いた裁判の間、支援を申し出てくれたみなさんへも、感謝申し上げます」

さらに彼女は、裁判には多額の費用がかかることを明かし、これを賄うことをできた自身の恵まれた経済状況を「自覚している」と言及。これを理由に、性的暴行被害者救済のためのチャリティに、寄付を行うことを表明している。

「私の望みは、その声が世に届くべき人々を救うことです。そのため、近々のうちに、性的暴行被害者を守るための複数の組織へ、寄付を行う予定です」

なお、本件を通じてテイラーが手にした賠償金は、たった1ドルしかない。まだ具体的な額は明らかになっていないものの、この寄付はほぼ私費で行われることになると思われる。