ザ・チェインスモーカーズ、ジョークがネットで大炎上！ アジア人を差別したと批判殺到[動画あり]

人気DJデュオのザ・チェインスモーカーズが、インタビューで発したジョークが「差別的」と批判を集めている。

Teen Vogue誌によると、ザ・チェインスモーカーズは9月10日、ツイッターにインタビュー動画を投稿(現在は削除されている)。そのインタビューでメンバーのアレックス・ポールは「自分の飼っている犬をツアーに連れて行きたいか」と聞かれ「彼女(犬)はすごくお行儀が悪いんだ。僕は連れて行きたいけどね。あ、でも中国に連れて行くのはやめとこうかな(笑)」と返答。相方のアンドリュー・タガートと共に笑った。

for the ppl who are confused the chainsmokers basically insinuated a racist remark abt asians eating dogs and laughed it off pic.twitter.com/XFilW92JoK

— best leader of kpop (@Iushtae) 2017年9月11日

これは「中国やアジアでは犬を食べる」という古風な固定概念を使ったアレックスなりのジョークであったようだが、これを見たアジアのファンは気分が良くなかった模様。

なぜなら実際、犬を食べる文化は相当古いものであり、最近は大幅にこの習慣が減ってきているという。

ザ・チェインスモーカーズはつい先日、K-POPスターの防弾少年団(BTS)とコラボを発表したばかりだがアレックスの発言に対して、防弾少年団のファンからも強い批判が集まることとなった。

「チェインスモーカーズはアジア人に対してこんなに差別的な発言をしておきながら、BTSとは友達みたいな振る舞い方をするの?」

the chainsmokers are just gonna act friendly w bts (an asian group) and collab with them,, while making racist comments against asians??? pic.twitter.com/C3iglkxUJC

— best leader of kpop (@Iushtae) 2017年9月11日

「BTSとの関係性が悪くなるんじゃないかと心配」
↓
「正直言って、これはBTSとは関係ないよ。どんなアーティストも人種差別をするべきじゃない」

Honestly, this is not about bts. It’s not right for any artists to get a pass at racism.

— SF/BAY AREA ARMYs (@BayAreaARMYs) 2017年9月11日

これを受け、ザ・チェインスモーカーズは謝罪の声明を発表。

https://t.co/0ukfSpfybJ pic.twitter.com/nNnsWXFaWW

— THE CHAINSMOKERS (@TheChainsmokers) 2017年9月11日

声明のなかで彼らは「僕はインタビューの中で、自分の犬“チェダー”を中国に連れて行くのは躊躇するといったコメントをしました。それは、一部の地域では犬を食用にしているといったレポートを読んだことがあるからです。もともと、我々がこのインタビューのビデオを投稿した理由は、中国や中国のファンをどれだけ僕たちが愛しているかを共有したかったからです。わざとファンのみなさんを怒らせたりするようなことは絶対にしませんし、もし怒らせてしまっていたら謝罪します。犬の畜殺防止に興味がある方はこちらを訪ねてください」と、謝罪し、犬の畜殺防止を促した。

ザ・チェインスモーカーズが投稿した犬の畜殺防止サイトはこちら↓↓↓
//www.stopyulinforever.org/