ハリケーン被災者のための慈善番組「Hand in Hand」が放送 ジャスティン・ビーバーらが、祈りをささげる[動画]

アメリカ南部を襲ったハリケーン「ハービー」被災者救済のため、テレソン(チャリティ番組)「Hand in Hand」が放送。ジャスティン・ビーバー(23)らが登場し、被災者への支援を呼びかけた。

テレソンは、9月12日に全米で生中継。スティーヴィー・ワンダーを筆頭に多数のセレブが登場し、歌を披露し、募金や支援を呼びかけ、視聴者からの電話対応などの形でも協力した。現在でもYouTubeにて公式動画が公開されており、日本からでも視聴が可能だ。

【動画】ハリケーン被災者救済のための番組「Hand in Hand」


ツアー中止以来、久々に公の場に登場したジャスティン・ビーバーは、「この番組に出演できたことを、とてもうれしく思います。みなさんには、ただの視聴者ではなく、この番組へ参加してもらいたい。寄付であれ何であれ、出来ることをしてください。大きな額である必要はありません。ただ自分に可能な範囲で、協力してもらいたい」と呼びかけた。

また、このときジャスティンは、異なる宗教的拝見を持つ3人のリーダーと一緒に登場しており、彼らは「神」に対し、「どんなバックグラウンドを持つ人であれ、助けが必要な人々へ」と、宗教の垣根を超えた祈りをささげた。

また、被害が大きかった米テキサス州ヒューストン出身であるビヨンセ(36)は、メッセージ動画で登場。危機的状況にある現在こそ、団結が重要であると訴えた。

「この国では、いまや暴力や差別を含まないニュースを目にする日はなく、これ以上ひどいことも起こるまいというときに、天災は尊い命を奪い、巨大なダメージを与え、生活を一変させ、汚染水や、病院、学校、老人ホームを水浸しにしました」
「天災は差別しません。あなたが移民であろうと、黒人、白人、ヒスパニック、アジア人、ユダヤ教徒かイスラム教徒か、豊かであれ貧しくあれ、お構いなしです。あなたがどこの出身であろうと、私たちはひとつです。人種、社会的、宗教的な立場が異なる人々が、自らの命を危険にさらしてまで助け合う姿を目にして、私は人間を信じようという心を取り戻しました」