テイラー・スウィフト、「古いテイラーは死んだ」の意味って？ 「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」の監督が解説

テイラー・スウィフト(27)の新作「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ～私にそんなマネ、させるなんて」に隠された秘密を、同曲ミュージックビデオの監督が明かした。

11月発売予定の最新アルバム「レピュテーション」より、第一弾シングルとなる「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」の中でも評判となったのは、楽曲の終盤に登場する「昔のテイラーは死んだ」と彼女の声で述べる場面だ。意味深なこの歌詞について、ファンは様々な憶測を飛び交わせている。

GLAMOURによれば、ファンの中で「昔のテイラーは死んだ」の解釈として主流だったのは、彼女が「かつての笑顔にあふれたテイラー」というイメージを捨てるのでは、というもの。実際に「レピュテーション」から先行公開された2曲はダークな印象だったため、信憑性は高いと思われていたが、本人が出演する「AT&T」のCMがコメディタッチだったことで、論の成立が怪しくなってきた。


これらの意見に対し、「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」のMVを監督したジョセフ・カーンは、「Variety」のインタビューにて以下のようにコメント。「古いテイラーも、新しいテイラーも同じ」、現在の彼女を構成する存在だと示した。

「テイラーはテイラーだ。彼女自身から成り立つ存在だよ。そのイメージは、曲やビデオのテーマごとに変わるかもしれないけれど、人間的には同じ。コアにあるのは、ファンタスティックな人間だ」

要はアーティストとして、テイラー・スウィフトに「再改革」があったのでは、というのが同メディアの解釈だ。マドンナやリアーナが行ってきたように、「アーティストとしての」イメージを変化させただけなのかもしれない。

【動画】テイラー・スウィフト「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ～私にそんなマネ、させるなんて」