ブレイク・ライブリー、過去のセクハラ被害を語る！ 知らないうちに「撮られていた」

「ゴシップガール」などで知られる女優のブレイク・ライブリーが、過去にメイクアップアーティストから受けていたセクハラについて告白した。

先週、大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが、長年にわたって多くの女性たちにセクハラ行為を繰り返していたことが発覚。この事件がハリウッドをざわつかせているなか、ブレイクがロサンゼルスタイムズのインタビューに応えた。

ブレイクによると、彼女がセクハラを受けていたのは、ある撮影現場でのことだという。ブレイクは当時の状況についてこう述べている。

「彼は不適切な発言をしたり、彼の指を使って私の唇に口紅をぬりたいと求めてきたの。」「ある夜、現場で居眠りをしていて起きたら彼が私のことを撮影していたの。服は着ていたけど、のぞき見されたようだったし、怖かった」

ブレイクは、現場のプロデューサーや制作チームにこの事件を報告したが、何の対処もされなかったという。

「3カ月間この被害を訴え続けていたら、ある日『話したいことがある』って言われたから『やっとあの彼になにか処置がされるんだ』と思ったの」「でもそこで言われたことは『君の犬が君の楽屋のトイレ裏でフンをしていたから、管理人が拾わなきゃいけなかった。深刻な問題だから、二度と起こらないようにしてくれ』ってことだった」

この一件もあってか、このあとブレイクは弁護士に相談し、法的な措置をしたそう。ブレイクにセクハラを繰り返したメイクアップアーティストの男性は、調査の結果プロジェクトから外されることとなった。


ブレイク自身は、渦中のハーヴェイ・ワインスタインからのセクハラは受けていないというが、こうした問題について「女性が率先して(セクハラに)憤慨することが重要だと思う。」「『こんなことは受け入れられない』ってはっきり言うことが大切よ」と語っている。