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セクハラ疑惑のケヴィン・スペイシーに、新たな被害証言! 映画監督に性的嫌がらせか

2017年11月1日
ケヴィン・スペイシーケヴィン・スペイシー
WENN.com
オスカー俳優ケヴィン・スペイシーが約30年前、当時14歳だった俳優アンソニー・ラップに対しセクハラ行為を行っていたことから世間の非難を受け、主演ドラマ「ハウス・オブ・カード」の終了が決定するなど大きな波紋を呼んでいる中、ラップだけでなく「Overnight」などの映画監督を務めるトニー・モンタナも、彼から約10年前にセクハラを受けたことをRader onlineのインタビューで話した。

事が起こったのは、2003年、モンタナがロサンゼルスのコロネット・パブでドキュメンタリーの編集作業をしていた時だと言う。そこにスペイシーと彼の友人が入ってきたのだ。

「僕がバーに飲み物を頼みに行ったら、ケビンが僕のところへ来て、腰に手を回したんだ。僕とここから出よう、って言われたよ。無理やり下半身を掴んできたんだ」
「君を支配したいんだ、とまで言われたよ」

モンタナはこれに応じず、彼の手を振り払い、逃げたという。しかしスペイシーはそれでは終わらなかった。トイレの中までモンタナの後をつけたのだ。

「スペイシーをドアのところまで押し出したんだ。彼の友達がそこにいたから、こいつを家に連れて帰ってくれって、言った。みんな帰って行ったよ」

当時30代だったモンタナはその後スペイシーと会うことは一度もなかったが、その嫌な記憶はずっと心の中に残ったままだ。

「その半月後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を起こしたんだ。僕は今までこのことをセラピスト以外に話したことはなかった。そんなことされるなんて、本当にあり得ないことだからね。今でもバーに行くたびに、スペイシーがそこにいたり、迫られたりしているように感じるんだ」

モンタナがこのことをRader onlineに話そうと決意したのは同じように被害を受けたラップの話を聞いた直後だという。

「こういうことは、人前で堂々と話せることじゃない。とても言いにくいことだから、ラップが名乗り出るまでは、忘れるようにしていたんだ。この業界でなにかをやり遂げようとするとき、応援してくれたり、前に進むために力になってくれる人がいる。なにか恐れることがあったりしても、前に進むしかないんだ」

アンソニー・ラップのことは、忘れていた、という言い訳で逃れたかもしれないが、今回ばかりはスペイシーも同じ言い訳は使えないだろう。
 
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