「フラッシュ」「スーパーガール」プロデューサーがセクハラ疑惑で停職処分に！ 主演女優がコメントを発表

大物映画プロデューサー ハーヴェイ・ワインスタインやオスカー俳優ケヴィン・スペイシーによる性的嫌がらせや暴行行為が明るみに出たことでハリウッドでは大きな波紋を呼んでいる。そんな中、米CWで放送中の人気ドラマ「THE FLASH/フラッシュ」や「SUPERGIRL / スーパーガール」などでプロデューサーを務めるアンドリュー・クライスバーグにもセクハラ疑惑が浮上した。

米Varietyが報じたところによると、女性15名と男性4名がアンドリュー・クライスバーグからセクハラ行為を受けたと告白。クライスバーグは、不適切に身体を触ったり、容姿に関するコメントをしたという。

これを受け、ワーナー・ブラザース テレビジョンはクライスバーグを停職処分。「我々はクライスバーグ氏を停職処分とし、内部調査を行っています。また、これら不正行為に関する申し立てをとても深刻に受け止めるとともに、従業員、そしてプロダクション作品に関係するすべての人が安全に働ける環境を作ることを約束します」と声明を発表した。

クライスバーグ本人は、今回の疑惑を否定。同メディアに向けて「エグゼクティブプロデューサーとして女性の容姿や服に関するコメントをしましたが、性的な意味で述べたことはありません。その他の多くの方がしているように、性に関係のないハグをしたり、頬にキスをしたことはあります」とコメントした。

一連の騒動を受け、「スーパーガール」で主演を務めるメリッサ・ブノワは自身のツイッターを通じて下記のコメントを発表した。

「私は女性で、平等、フェミニズム、エンパワーメント、正しいことのために争うことを支持する番組で主演を務めています。私生活でも、このようなことを示していけるよう努力してきました。しかし、残念ながら、番組も私のキャリアも、こういった意見を必ずも反映しない業界の一部なんです。胸が張り裂けるような思いですし、時々自分ではどうすることもできないという思いになります。このように感じているのは私だけではないはずです。ですが、私は楽天家で、長期的な変化は可能だと思っていますし、誰かが不当な扱いを受けた時に真実を語る安全な方法があると信じています。そして、その声はいつでも聞き入れられるべきだとも信じています。誰かが犯罪行為をしたり、ハラスメント行為を行った際、どんな業界だろうと、どれだけ力を持っていようと、その人たちは責任に問われるべきなのです。私も過去に、このことについて口を開きましたが、これからも口を開きつづけていきます。私たち全員が、恐れや恥を感じることなく、そうするべきだと思います。私たちは、より高い基準に沿う必要があるのです。私は、誰かが口を開いた時はその声に耳を傾け、安全とは言えない、敬意に欠けた非協力的な環境で働くことを拒否することで、社会の規範を変えていくことに尽力しつつ、『スーパーガール』の仕事に戻りたいと思います」

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— Melissa Benoist (@MelissaBenoist) 2017年11月13日