テイラー・スウィフト、母を亡くしたばかりの人気司会者のために緊急ＴＶ出演！　偶然が生んだ感動のパフォーマンスに絶賛の嵐[動画あり]

テイラー・スウィフトが、テレビ番組で母親を亡くしたばかりの司会者のため特別パフォーマンスを披露した。E!Newsなどが報じている。

テイラー・スウィフトは、ジミー・ファロンが司会を務めるテレビ番組「The Tonight Show」に出演。ジミーは、先週病気では母親を亡くし一時活動を休止していたが、現地時間11月13日に放送された同番組で復帰。涙ながらに母親への思いを語った。

「幼い頃、母と妹と手を繋いで買い物に行った。母は手を3回ぎゅっと握て『愛してる』と言い、僕も握り返して『愛してる』と返した。先週、僕は病院にいる母のそばにいて、母の手を握って『愛してる』と言った。それで、母の病状が良くないことが分かった」

そんな中ゲストとして出演したテイラー・スウィフトは、新アルバム「レピュテーション」の収録曲「New Years’s Day」を披露。ピアノを弾きながら心のこもったパフォーマンスを行った。同楽曲には、「あなたはタクシーの後ろで私の手を3回強く握るの。それが長い道のりになることを伝えることが出来るの」という歌詞が含まれており、この歌詞がジミーの語った母親とのエピソードと見事に合致。その場にいたジミーは感極まった様子でテイラーと熱いハグを交わした。

この見事なパフォーマンスは多くの視聴者にも感動を与え、ネット上で絶賛の嵐となった。ところが、このテイラーのパフォーマンスはあらかじめ予定されていたわけではなく、番組スタッフの突然の提案によるものであったという。母親を亡くしたジミーのために何かをしてあげたいと思った番組スタッフが、別番組の収録でスタジオのあるニューヨークを訪れていたテイラーに話を持ち掛けたところ、テイラー側は何のためらいもなく承諾。今回のパフォーマンスに至ったという。

さらに、驚くべきことに歌詞の内容とジミーの思い出話の内容が一致したのも偶然の出来事なのだという。番組スタッフによると、ジミーが語った内容はこれまで誰にも語られることのなかったもので、同番組で初めて明かされたエピソード。これらの回り合わせが重なり、テイラーの楽曲とジミーの思い出が見事にマッチする偶然の産物が生まれたという。

番組中は明るく振舞っているジミーだが、番組スタッフによるとテイラーのパフォーマンス中には感銘を受け、カメラに写らないところで涙を流していたという。

【動画】テレビ番組で「New Years’s Day」を披露するテイラー・スウィフト