２０１７年最もググられたセレブは誰？ あの事件からあの作品まで・・１年を総ざらいする注目のランキングが発表

検索エンジン「グーグル」で今年最も多く検索されたワードのランキングが発表された。Just Jaredが報じている。

今年もたくさんの噂が飛び交い、連日お茶の間を賑わせていた米エンタメ業界。その中でも最も世間を震撼させたニュースといえば、ハリウッドのセクハラ問題。その様子が検索ランキングも色濃く反映されている。

今年最もよく検索された人物のランキングで1位に輝いたのは、セクハラ疑惑でテレビ番組を解雇されたジャーナリストのマット・ラウアー。さらに、これまたセクハラ容疑で世間を騒がせた大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが4位、俳優ケヴィン・スペイシーが5位にそれぞれランクインした。

これだけ見ると、知名度の反映とも言える名誉なはずのランキングがなんとも不名誉なランキングとなってしまったが、2位にはイギリス王室のヘンリー王子との婚約が発表された米女優のメーガン・マークルの名も上がっている。

テレビ番組部門では、1位に80年代映画へのリスペクトを感じさせるドラマチックな展開と、緊張感あふれるスリラー描写で大ヒットした「ストレンジャー・シングス 未知の世界」、2位には歌手セレーナ・ゴメスが制作総指揮を務めたことで話題となった「13の理由」が輝き、Netflixオリジナルドラマの人気ぶりがうかがえる結果となった。また、根強い人気のテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」は4位にランクインしている。

映画部門の検索ランキングには、予告編が解禁後24時間で1億9700万回再生され、ネット上で話題になったホラー映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」が1位に。記録的大ヒットとなった「ワンダーウーマン」が2位、エマ・ワトソンが主人公ベルを演じたディズニーの実写映画「美女と野獣」3位についた。

ミュージシャンでは、今年5月に自身のコンサート会場で爆弾テロ事件が発生しその後の行動が評価されたアリアナ・グランデが1位を獲得。次いで、7月に死去したチェスター・ベニントンがフロントマンとして所属していた人気バンド「リンキン・パーク」が2位にランクインした。

各部門ごとのトップ5は以下の通り。↓

人物部門
1位:マット・ラウアー
2位:メーガン・マークル
3位:ナディア・トファ
4位:ハーヴェイ・ワインスタイン
5位:ケヴィン・スペイシー

テレビ番組部門
1位:「ストレンジャー・シングス 未知の世界」
2位:「13の理由」
3位:「ビッグ・ブラザー・ブラジル」
4位:「ゲーム・オブ・スローンズ」
5位:「アイアン・フィスト」

映画部門
1位:「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」
2位:「ワンダーウーマン」
3位:「美女と野獣」
4位:「ローガン」
5位:「ジャスティス・リーグ」

ミュージシャン部門
1位:アリアナ・グランデ
2位:リンキン・パーク
3位:レディ・ガガ
4位:マライア・キャリー
5位:エド・シーラン