「１Ｄ」ハリー・スタイルズ、映画「ダンケルク」に抜擢されたのは意外な理由からだったことが判明！ 監督が真相を明かす

今年の9月に公開された戦争映画「ダンケルク」のクリストファー・ノーラン監督が、人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション(1D)」のハリー・スタイルズをキャスティングした理由を明かした。j-14.comなどが伝えている。

同作は、「ダークナイト」シリーズ、「インセプション」、「インターステラー」のクリストファー・ノーラン監督待望の最新作。第二次世界大戦中の1940年、860隻の船舶で、イギリス軍、フランス軍の兵士約40万人もの命を救った、史上最大の救出作戦「ダンケルク作戦」の実話を描くスペクタクル・サスペンス大作だ。

同作でハリー・ハリースタイルズは、アレックスという名の英国兵役で出演。世界を代表する人気グループ「1D」のメンバーということで、人々の注目が集まった。またハリーになって今作が俳優デビュー作品となった。

先日、クリストファー・ノーラン監督が、英デイリー・メール紙のインタビューに応じた。インタビューの中で、ハリーを起用した理由について聞かれると「ハリーは古風な顔立ちなんだ。そして最後まで生き延びてほしいと願いたくなるような顔だよね。ハリーの役は全然魅力のないキャラクターなんだ。見せびらかすような役ではないよ。ハリーは映像のテープを送ってきたんだけど、ぼくたちはそのテープを気に入ったんだ。彼は(演技の)ワークショップに参加して、その時のものだったよ。すごく古風なプロセスで、そしてハリーの特性、能力、態度や表情がちょうどフィットしたんだ」と、役者としてのハリーを評価した。

さらに監督は「ハリーは、自分が“スター”だなんて振る舞わなかったよ。彼は謙虚で、注目を浴びようとなんてしなかった。彼はみんなと一体感を持っていたんだ。まるで役で演じた兵士のようにね。役者たちはみんな一緒になって、本当にお互いを支え合っていたよ。ハリーはとても才能があるんだ。彼が演技を追求したいかはわからないけど、彼の演技はとても自然体だったね」と、ハリーの人柄についても評価した。

「ダンケルク」で見事な演技を披露したハリー。今後も役者としての活躍が期待されそうだ。