カミラ・カベロ、デビューアルバムのタイトルを変更したワケは？

カミラ・カベロが、来年1月12日にリリースするソロデビューアルバムの新タイトル「Camila」について最新インタビューでその真意を語った。

昨年フィフス・ハーモニーを脱退したカミラは当初、ソロ名義での初のアルバム名を「The Hurting. The Healing. The Loving」にすると発表していたが、「Havana」の思いがけないヒットや心境の変化により、“過去に受けた心痛な記憶”から脱却する道を選んだようだ。

「今まで私がインタビューで話していた内容は、(ネガティブすぎて)前向きに進むことを妨げていたの。私はそんな悪いパワーを他の人たちに与えたくないわ。アルバム全体に暗いオーラが出すぎてたから、このままだと周囲の人たちをも、悪い空気へと巻き込んでしまうって思ったのよ」とカミラは語る。そして「私は全ての出来事が並行して起きてると思うの。だから自分の名前がタイトルを支配して、アルバムの内容をしっかりコントロールできれば、それはつまり自分の人生を自分自身で制御できるってことなんだって結論に達したのよ」と続けた。

カミラはタイトルだけでなくトラックリストも一部変更しており、以前にリリースした「OMG」や「I Have Questions」、「Cry」はアルバム収録曲から外したそうで、「この3曲はもう私自身には当てはまらないのよ。なんていうか、今の私は1人のアーティストとして、そして1人の人間として、以前よりも遥かに成長できたように感じてるから」と、この3曲との精神的繋がりは無くなったことを明らかにしていた。

また、「Havana」が世界的ヒットを記録した影響は大きく、それにより身の引き締まる思いでアルバム作りに取り組もうと決意したそうで、「やっぱり「Havana」を聴いたことで私の存在を知ってくれた人たちはかなり増えたと思うの。それって新人アーティストである私にとって、すごく重大なことよ。だからブレないメッセージを伝えていくことを大切にしなきゃって思ってるわ」と、最後まで一貫した作品作りにこだわったことを明かしていた。

【動画】カミラ・カベロ「Havana feat.ヤング・サグ」MV

MTV NEWS