セクハラ容疑のジェームズ・フランコ、新たな証言者が続々と登場！ 自身の演技スクールを悪用し生徒達に性行為を強要か

複数の女性から告発を受けセクハラ疑惑がかけられている俳優ジェームズ・フランコ。その被害者の女性達がLos Angeles Timesに当時の詳細を明かした。

ジェームズ・フランコは、現地時間1月7日に行われた第75回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、映画の部 ミュージカル/コメディ部門 男優賞を受賞。その際、セクハラ撲滅を訴える運動「Time’s Up」のピンバッジを身に着けていたが、受賞後に女優アリー・シーディ、ヴァイオレット・ペイリー、サラ・ティザー・カプランらがフランコからセクハラ被害に遭っていたことを告白。さらに、未成年の女性に対し性的関係を迫っていた過去も蒸し返され、批判の的となっている。

ヴァイオレット・ペイリーが語った内容によると、フランコのセクハラ行為は会話の途中で突然始まり、嫌われることを恐れたヴァイオレットは抵抗できずにいたという。その後、大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏のセクハラ事件が明るみに出た際、当時の不適切な行為に落胆しフランコにメールを送ったところ、しばらく経ってから直接電話があり償いをしようとしてきたという。

フランコが設立した演技スクールの教え子であったサラ・ティザー・カプランは、当時のことを振り返り「権力を利用して、交代交代にセレブじゃない女性に付け込んでいたと思います」と話しているという。

また、同様にスクールの生徒であったヒラリー・ダサムとナタリーチミールも、撮影の際にトップレスを要求され拒否したところ、フランコは怒りをあらわにしていたと証言。ケイティ―・ライアンも、「服を脱いで性行為ができるのなら、役をもらえる可能性があると生徒に信じさせてた」とスクールを悪用して性行為に及んでいた可能性があることを示唆した。

フランコは、先日出演したテレビ番組で、先に明るみに出たアリー・シーディの件や17歳の少女を誘ったという疑惑に対し事実でないことを強調。今回語られた証言に関しても、フランコは一貫して容疑を否認しており、スクールのオーナーは「レッスンはいかなる時もプロフェッショナルに行われている」と話しているという。