女優エリザ・ドゥシュクに性的嫌がらせを告発されたスタントマン、新たに２人の女性が被害を告白 １人は当時１６歳

ドラマ「トゥルー・コーリング」のトゥルー役などで知られる女優のエリザ・ドゥシュク(37)が先日、12歳の時に男性スタントマンのジョエル・クレイマーから性的嫌がらせを受けていたことを告白。ジョエル・クレイマーは長年に渡り、アーノルド・シュワルツェネガーのスタントを務めた人物。今回さらに2名の女性が、ジョエルから性的暴行を受けたという報告をした。


Deadlineによるとエリザ・ドゥシュクの告白の後、2人の女性スタントが被害を報告。1人の女性は30年以上前にジョエル・クレイマーにオーラルセックスを強要させられたと主張。もう一人の女性は、彼女の妹と妹の友達(当時16歳)が被害に遭ったと告白している。

被害を報告したローラ・アルバートは女性スタントであり、当時ジョエルの下で働いていた。被害が起こったのは1997年、映画「ヴァイラス」の撮影期間中で、ジョエルとローラが共に働いていたときだ。ローラは「ヴァイラス」の撮影現場に、当時15歳であった自身の妹と16歳であった妹の友達(名前は公表していない)を招待し、映画の撮影がどんなものか見せたという。

そこでジョエルがローラの妹と妹の友達と知り合い、ローラがいないところで「自分の泊まっているホテルのプールに来ないか」と誘った。当時少女であった2人はその誘いにのり、3人でプールに入ったという。

しかしジョエルが途中で水着からおもむろに自分の性器を出し、少女二人の方へ向かって泳いできたという。びっくりしたローラの妹(当時15)は慌ててその場を去ったが、妹の友人(当時16)はその場に残り、ジョエルはその女の子とセックスをしたという。当時ジョエルは39歳であった。

そのことを後日聞かされたローラは警察に通報。しかし事態が起こった米ノースカロライナ州の法律では、16歳という年齢は大人とセックスをしても違法ではないとされているため、何の罪にも問われなかったという。

ローラは今でもこの出来事に激怒しており、「徹底的に戦う」とコメントしている。

一方ジョエルは「自分が彼女たちを招待したわけじゃない。プールで出会った、違法でない年齢の女の子が、僕の部屋に来ただけだ」と、ローラの主張を否定している。