「メイズ・ランナー」カヤ・スコデラリオ、１２歳の時に性的暴行を受けていたことを告白！ 「あの頃の自分に借りがある」と力強いメッセージ

映画「メイズ・ランナー」シリーズや「パイレーツ・オブ・カリビアン」で知られる女優カヤ・スコデラリオが、12歳の時に性的暴行を受けていたことを告白した。Peopleなどが報じている。

ハリウッドでは昨年、女優らがハーヴェイ・ワインスタインの性的暴行の被害を訴えたことをきっかけに、これまで業界内で蔓延していたセクハラに対する抗議が広がった。それを機に、性的暴行・セクハラ被害にあった者たちが「#MeToo(私も)」というハッシュタグをつけて、その被害をSNSでシェアするなど、ハリウッドを越えてセクハラ被害に立ち向かう動きが見られた。

カヤ・スコデラリオも、昨年10月に「#MeToo」を付け、「#MeToo(私も)と言うのに13年もかかりました。彼は未だにブラジルにいる家族から守られています。彼らは嘘をついて私に黙らせていました」と、13年前に性的暴行の被害を受けていたことを告白。最近のインタビューで、事件を告白した後の世間の評価や自身の気持ちについて明かした。

「あの事件が自分を定義づけないよう願うけど、事件が私の名前から離れることはないし、そのことは理解してる。だけど、告白する勇気を出せたことを誇りに思うし、友人から受けたサポートに感謝しているわ」

さらに、被害の告白に至ったのは、他の女性が声を上げている姿に影響を受けたからだと当時の決断を振り返った。

「12歳の時に恐ろしい出来事が起きたけど、尊敬する女性がそれに立ち向かっている姿を見て、罪悪感が少し減ったような気がした。その行動にインスパイアされて『こんなことで押さえつけられてはならない。私の身に起きたことは事実だけど、犠牲者じゃないわ』って思った」

さらに、「だから、(私の行動が)たった一人でいいからその人のためになれたのなら、12歳の頃の自分に借りがある」と、他の女性達と同様に経験を告白することで人々の助けになれているならば、当時の自分の経験が役に立ったと話している。

It's taken me 13 years to say #MeToo .He is still protected by 'family members' in Brazil. They've told lies to papers to try to silence me.

— Kaya Scodelario (@kScodders) 2017年10月16日