ロバート・ダウニー・Jr主演「ドリトル先生」に、セレーナ・ゴメス、トム・ホランドらの出演が決定

人気児童書「ドリトル先生」シリーズを元にした、ロバート・ダウニー・Jr(52)主演の実写映画「The Voyage of Doctor Dolittle(原題)」に、セレーナ・ゴメス(25)らのキャスティングが決定した。

「ドリトル先生」は、イギリス出身の小説家ヒュー・ロフティングが生み出した人気作品。ヴィクトリア朝時代のイングランドを舞台に、動物の言葉を話せる博物学者・医学博士のドリトル先生が、動物たちと繰り広げる冒険や、出会う事件を描いている。これまでいくつかアニメ作品としてメディアされた過去があり、1967年には「ドリトル先生不思議な旅」としてミュージカル映画化。エディ・マーフィ主演の「ドクター・ドリトル」シリーズも、本作を下敷きにしているものの、人種や舞台などは大幅に改変が加えられていた。

新たにユニバーサル主導で作られる本作にて、主人公であるドリトル先生を演じるのは、「アイアンマン」シリーズのロバート・ダウニー・Jr。さらに彼と話す動物たちのボイスキャストとして、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(4月末国内公開)では、スパイダーマンとしてロバート・ダウニー・Jrと共演するトム・ホランドのほか、セレーナ・ゴメス、エマ・トンプソン、レイフ・ファインズらが起用されたことを、HollywoodReporterが伝えた。

また、マイケル・シーン、アントニオ・バンデラスは、人間の役で実写パートに出演。監督・脚本は、映画「トラフィック」(2000)を執筆したスティーヴン・ギャガン、ストーリーは同名の原作(日本国内では「ドリトル先生航海記」として出版)に基づくという。

映画「The Voyage of Doctor Dolittle」は、今月末から英ロンドンにて製作を開始、2019年4月12日の全米公開が予定されている。なお、日本での公開予定について、現時点では未定。