テイラー・スウィフト、歌詞盗用をめぐる裁判で相手の訴えが却下されひと安心！ でもその理由がちょっと残念すぎる・・！？

米人気シンガーソングライター、テイラー・スウィフトに対して申し立てられていた著作権をめぐる訴訟がカリフォルニア州の判事によって取り下げられた。

テイラーは、2人のソングライター、ショーン・ホールとネイサン・バトラーから、彼らが作詞した“Playas Gon’ Play”を彼女が盗用して、2014年の大ヒット曲「Shake It Off」に使用したと訴訟を起こされていた。

彼らの楽曲“Playas Gon’ Play”の歌詞には「Playas, they gonna play/ And haters, they gonna hate」という一節が含まれており、これが、テイラーの“Shake It Off”のコーラスの歌詞「Cause the players gonna play, play, play, play, play/ And the haters gonna hate, hate, hate, hate, hate」に真似されたという起訴内容だった。

しかし、米連邦地方裁判所の判事であるマイケル・フィッツジェラルド氏はこの訴えを退ける判断を下した。

フィッツジェラルド氏は、「2000年代初期、ポップカルチャーは、playersとhatersのコンセプトで溢れかえっていた。“playas gonna play”(遊び人は遊ぶ)、“haters gonna hate”(嫌う人は嫌う)というフレーズは、“ランナーが走る”“ドラマーがドラムする”“スイマーが泳ぐ”というのと同じくらいにクリエイティブでもなんでもない」とバッサリ。

「俳優/女優が芝居をするといった原理に基づく当たり前のコンセプトはクリエイティブといえない。これは平凡です」

「侵害を申し立てられている歌詞は短いもので、著作権の保護が必要なほどの独創性や創作性の量には値しない」と訴訟取り下げの理由について説明した。

訴訟取り下げの理由は少し残念にも思えるが、テイラーの盗作の疑いが晴れたのは一安心だ。