セレーナ・ゴメスに腎臓提供したフランシア・レイサ、術後のつらさを語る！　「本来なら失うべきではない臓器を摘出されるんだから…」

女優フランシア・レイサ(29)が、友人セレーナ・ゴメス(25)へ腎臓を提供したあと、2か月間は何もできなかったことを明かした。

フランシア・レイサは、ループスを患う友人セレーナのため、自身の腎臓を提供することを決意。手術は無事に成功し、昨年9月、セレーナ・ゴメスが自らこの事実を公表した。

提供「される」側だったセレーナは、当時、自分の腎臓がほとんど機能していなかったことをはじめ、病気のつらさをたびたび公言してきた。提供「する」側だったフランシアにとっても、手術や回復までのプロセスは、容易なものではなかったという。ハリー・コニック・Jrの番組出演時に明かした。現地時間2月19日放送分の予告から、JustJaredが報じている。

「ドナーにとっても、(生体移植手術は)より困難な体験よ。なんといっても、私たちは本来ならば失うべきではない臓器を摘出されるんだから。提供を受ける側が回復するためにね。彼女はすぐに元気になったけれど、私はつらい時期を過ごしたわ」

本人によれば、フランシア・レイサの身体には4つの傷跡が残っているという。

「クレイジーでしょ!　助けがなければ起き上がることもできなかった。すごくみじめな気持ちだった。シャワーも一人じゃ浴びられないの。自分じゃ動けないから、介助が必要だったのよ。私はかなりアクティブなタイプだから、主治医には2か月は動くなって命じられたの。2か月よ。活動的なことは何もできなかった」

この間、フランシアにできたのは「歩くことだけ」。彼女は犬を飼っており、それもこの2か月間がつらかった理由のひとつであるとのこと。当時の楽しみは、「コーヒー、散歩、あとは何もできなかった」と明かしている。

なお、公表は昨年9月に行われたものの、手術自体は昨年6月に済んでいたこと、そして困難な体験を通じて得たものもあると、フランシア・レイサは明らかにしている。

「プライバシーを欲していたの。大手術だからね。セレーナは、家族でも親類でもない、ただの友だちでしかない私にこんなことをさせて、申し訳ないと思っていたみたい。彼女には私の血が流れている。彼女が申し訳なく思っていてもね。家族に集まってもらったんだけど、すごくクールだった。いまの私は、ビッグファミリーの一員なのよ。私のおじいちゃんは、小さいころに死んじゃったけれど、彼女の祖父母は、いまや私の祖父母。“家族”が拡大したの。それって本当にアメージングなことだよね」