ハリー・スタイルズのBRIT Awards受賞はヤラセ？ 「リトル・ミックス」のファンが不審な投票結果に激怒

ハリー・スタイルズ(24)の受賞はヤラセ?　同じ部門の有力候補だった「リトル・ミックス」のファンが主張している。

現地時間2月21日、イギリスの音楽賞「BRIT Awards」授賞式が開催。ハリー・スタイルズ(「サイン・オブ・ザ・タイムズ」)とリトル・ミックス(「タッチ feat. キッド・インク」)は、ともに事前投票によって受賞者が決定する最優秀ブリティッシュ・アーティスト・ビデオ賞にノミネートされており、賞はハリーが獲得するにいたった。

しかし事前の投票では、リトル・ミックスが優勢だったとして、ハリーの受賞発表直後から「LM」のファンが激怒。「タッチ」がトップだと表示される投票締め切り直前のスクリーンショットが拡散され、当日にも「Little Mix」がツイッター上でトレンド入りしていたと主張し、ファンは「ヤラセ」を訴えている。

Best british video is ‘ fan based voting’ I don’t think it is. Little mix have been number one for weeks, right up until the last seconds of the voting closing. The girls have been robbed, the brits are rigged, we have evidence to prove little mix won that award #Britsarerigged pic.twitter.com/4l8jZXAxqS

— amy (@thirlegendjade) 2018年2月21日

the brits: use little mix for promo, don’t nominate them for best group even through they outsold and out talented all the groups that were nominated, have us voting for weeks just to end up giving the award to someone that has not won pic.twitter.com/bidYsIJTOv

— paula loves perrie (@perriestheory) 2018年2月21日

一方でアワード側は、「公式サイトに表示された投票結果は、リアルタイムでの数字ではない」と、“タイムラグ”の存在を説明。トップ争いはかなりの接戦であったと英TheSunの取材に対して答えている。また、同じユーザーによる複数ツイートは投票結果には反映されないものの、ツイッターでのトレンド入りにはつながるため、この“差”が「混乱を招いたのでは」と指摘した。

それでも納得できない一部のファンの不満は収まらず、「リトル・ミックスは賞を強奪された。謝罪と説明があるまでボイコットすべき」「どの部門にもノミネートされず、ただプロモーションに利用された」といった怒りの声が相次いでいる。

「この部門は、ファン投票ベースだと言うけれどそうは思えない。リトル・ミックスは、何週間もトップだったのに、最後の最後でひっくり返された。ガールズは賞を強奪された。BRITsは不正を行っている。私たちのもとには、リトル・ミックスが受賞するはずだったという証拠がある」

「リトル・ミックス」のメンバーたちは、授賞式後、公式ツイッターを通じ、ファンへ感謝を述べている。

「何をおいても私たちのために戦い、情熱と献身を示してくれた素晴らしいファンたちへキスを。あなたたちこそ私の勝者。愛しているわ」(ペリー)

「私たちのアメージングなファンへ感謝を。昨夜以上のサポートなんて、正直ありえないわ。あなたたちの忠誠心、献身は、私たちグループにとって、何より意味があるもの。私たちみんな、あなたたちのことを愛しているわ」(ジェイド)