「ウォーキング・デッド」シーズン8最新話で死去したあのキャラクターが、最期のエピソードについて語る 「もっともつらかったシーンは…」[ネタバレ]

※この記事には「ウォーキング・デッド」シーズン8のネタバレを含みます



人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン8にて、カール・グライムズが命を落とした。長きにわたってカールを演じてきたチャンドラー・リッグス(18)が、番組や、カールとの別れを語った。

チャンドラー演じるカールは、かねてよりウォーカーに噛まれたことを明らかにしており、その死は事前に予期されていた。そして現地時間2月25日に放送されたシーズン8第9話「夢(原題:Honor)」にて、ついに死去。シーズン1からこの役を演じてきたチャンドラーは、カールがシーズン8半ばで死亡する展開は「自分にとっても、そして誰にとってもかなりの驚きだった」と話している。その上で「ぼく自身のキャリア、ストーリーにとって、最善の展開だった」と語る彼のインタビューを、TVLineが伝えている。

「みんながみんな、これから起きることを知っているというのは、なんだかおかしな感覚だった。知っているのに知らないふりをしてくれたんだ。(カールの死について)誰も話題にしようとはしなかったんだ」
「そのおかげでネガティブにとらえすぎずに済んだ。長い間この番組に出演してきたけれど、映画やドラマ、他の作品に挑戦できると思えばいいことだよね。これまでに、ロサンゼルスに引っ越して、なんでも自分でやってみるという選択をしてみたんだ。だから“ビタースウィート”という言葉が、この別れを表すにはいい言葉かな」

カールの最期を描くエピソードは、友人や家族との別れの場面が含まれていた。チャンドラー・リッグスにとっては、特にカールの妹ジュディスとのシーンが特に「試練」だったという。

「台詞がかなりつらい内容だったんだ。だからこのシーンが、一番難しかった。めちゃくしゃしんどかったけれど、素晴らしい仲間にはきちんと別れを言わなくちゃいけなかったからね」
「これまでにやったことがないタイプのシーンだったんだ。他のキャストではなくて、ぼく自身の死が描かれるんだから」

チャンドラーは、“おみやげ”として、カールを象徴するモノを「ついに」手に入れたことを明かしている。

「やっと帽子をもらえたんだ。それからシーズン1で着ていたシャツを額装してもらった。記念の品をとっておくよ」

長らく番組に関わってきたチャンドラー・リッグスだが、まだ18歳。今後のキャリアについて、「たとえば『エンダーのゲーム』みたいな、クールなことがしたいと思っていた」と話している。一方で、8年間、関わってきた「ウォーキング・デッド」への思いは?

「ほとんどの俳優が、仕事のない期間を過ごすけれど、8年間もそんな心配をしなくてよかったなんて、すごくいいことだよね。でも『ウォーキング・デッド』後も、ぼくのキャリアはずっと続いていくってことを意識するのも、いいことだと思うんだ」

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— chandler riggs (@chandlerriggs) 2018年2月26日