「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー（５ＳＯＳ）」、「Want You Back」以外の曲は全て発表前にリークされていたと激白

2月22日にリリースした新曲「Want You Back」で2年ぶりとなるカムバックを果たした人気ポップ・ロックバンド「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー(以下、5SOS)」が、ラジオ番組に出演。発表前の新曲がインターネット上に流出することについて、憤りをあらわにした。

オーストラリア出身の4人組、マイケル・クロフォード(ギター)、アッシュトン・アーウィン(ドラム)、カルム・フッド(ベース)、ルーク・ヘミングス(リードボーカル)がメンバーの5SOSは、3月5日、ニューヨークにスタジオがある人気ラジオ番組「エルヴィス・デュラン・アンド・ザ・モーニング・ショー」に出演。

「発表前の新曲がインターネット上に流出するのはなぜだと思う?なぜ、アーティストが自分のタイミングでリリースするのを邪魔するのだと思う?」という質問に対して、アシュトンは「流出する人っていうのは自分のことだけ考えて他の人のことなんて考えないんだろうね。バンドとして僕たちは音楽をクリエイトすることだけを熱心に行っている。苦労して作った楽曲を流出させられると本当にがっかりするんだ。でも、僕たちは何があっても音楽を作り続けていく。だから、流出するような(業界)人とは次第に距離を置くようになっていくね」と回答。「流出させる価値があるって思ってくれるんだなって考えると、クレイジーだなって(嬉しく)思うけど」と苦笑いをした。

続けてルークが「実は今回の新曲以外、全て発表前に流出されちゃってるんだよね」とトリビアを披露。録音ブースは爆笑に包まれた。

DJアシスタントの「流出って、話題作り目的のような自作自演って話も聞くけど」という問いに、アシュトンは「まぁ、そういう考えもあるけど。正直、いい案じゃないよね」と即答。マイケルは、「流出させられまくられると、じゃあ自分たちで流出させようじゃないかって思うよね。ファンやみんなに俺たちが届けてやるって。でもそんなことしても意味ないじゃんって」「もはや、流出するのをみんな期待している感じでもあるし」と複雑な心境を告白。

アシュトンは、「今回の新曲は、発売前にインスタグラム・ライブで最初の歌詞をお披露目したんだよ。自分たちで流出させる満足感を得たいと思ってね」と明かし、マイケルも「そうそう。もし俺たちのレーベル関係者でこのライブ配信見てる人がいたら、今すぐ見るのを止めてくださいね～って言ってさ」と楽しそうに語っていた。