ゲイリー・オールドマンのオスカー獲得に、元妻が激怒！ 「虐待男に賞を与えるなんて」との主張に反論したのは、意外な人物

第90回アカデミー賞にて、自身初のオスカーを手にしたゲイリー・オールドマン(59)に対し、元妻が不満をぶちまけている。

映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」にて、ついに初めてオスカーを手にしたゲイリー。しかし1997年から2001年まで結婚していた3人目の妻ドーニャ・フォレンティーノは、その栄光を分かち合うのではなく、「彼に賞は相応しくない」と声を上げている。

ドーニャは元夫ゲイリー・オールドマンのみならず、元NBAスターであり、短編アニメ賞を獲ったコービー・ブライアント(39)を、まとめて“虐待男”と批判。米TMZに対して、ドーニャは「おめでとうゲイリー、おめでとうアカデミー。ひとりのみならず、ふたりの虐待男に賞を与えてくれるなんて。私たちは進化したのだと勘違いしていた。#MeToo運動っていったいなんだったの?」とぶちまけた。

ドーニャ・フォレンティーノによれば、ゲイリー・オールドマンは、ふたりが婚姻関係を結んでいた2001年、身体的、そして肉体的に彼女を虐待したと主張。電話で彼女を殴ったとして、裁判所にも訴えている。対するゲイリーは、「電話を挟んで口論していたところ、立ち去り際に誤って当たってしまった」と意図的な暴力ではないと主張している。

なお、コービー・ブライアントは、2003年に強姦容疑で起訴され、裁判を受けていた。結局、判決を待たずに事態は収束。被害者の女性に対し、示談金500万ドル(約5億3千万円)を支払ったとの話もあるが、コービー自身はこれを否定している。

ドーニャ・フォレンティーノからの批判に反論したのは、意外な人物。ゲイリー・オールドマン、そしてドーニャにとって、実の息子であるガリヴァー・オールドマン(20)は、全面的に父親を擁護。父のDV疑惑は「事実無根である」と訴える声明を、DailyMailに寄せた。

「“事件”があったとされる当時、ぼくはその場にいた。だからこそ、父は無実だとハッキリ言える。何も起きていない。父のDVを主張をしているのが誰であれ、その人物は嘘をついている」

ゲイリーとドーニャの離婚時、ふたりの息子の親権はさんざん争われた末に、父親へわたっていた。この件に触れてガリヴァーは「妻を殴る男に対して、親権が渡されるはずはない」と論を展開。「父はぼくにとって、ただひとりのヒーロー。いつかああなりたいと憧れる男」とする一方で、「自分たち兄弟は、長らく母にとっては父と敵対するゲームのコマでしかなかった」「7年前、13歳のときに交流を断つことを自分で決めた」と複雑な親子関係を吐露。読者に対して、「デタラメをシェアしないで、嘘を信じないで」と訴えている。