テイラー・スウィフトの「デリケート」に出演したことで、日系女優＆歌手ジュンコ・チェンが一躍有名人に！ オーディション、撮影の裏話を語る

テイラー・スウィフト(28)の最新ミュージックビデオ「デリケート」に出演したことで、いっきに有名人に。ある女優が注目されている。

ジュンコ・チェン(57)が“時の人”になったきっかけは、ふたつある。ひとつはテイラー・スウィフトのMVに出演したこと。そしてそのことを、娘であるメグミさんが「これうちのママなの」とツイートしたことだ。

これを母であるジュンコもリツイート、「10代の娘に誇りと思ってもらえた」と喜びをつづると、あっという間に両ツイートは多くの「いいね」や「RT」を集めた。

this is my mom. she’s 57 and felt like pursuing acting recently... mostly for shits and giggles, but here she is. So beautiful. pic.twitter.com/dwhfTpqX57

— megumi (@megchenggg) 2018年3月14日

I actually made my teenage daughter proud. #winning https://t.co/8rqit9u1sq

— Junko Cheng (@junkocheng) 2018年3月15日

Entertainment Weeklyは、“時の人”ジュンコ・チェンにインタビューを敢行。日本・大阪生まれ、もともとはキリスト教のシンガーソングライターであった彼女が、どのようにしてテイラー・スウィフトのMV起用の機会を得たのだろうか。

本人によれば、エージェントとは今年1月に契約を結んだばかり。なんとこの作品が「初めてのオーディション」だったという。「オーディションはあっという間でした。ロサンゼルス市内で行われ、あちらは若くない女性を探していたのね。何のためのオーディションかもわかっていなかったんです。MVだとは知っていたけど、それだけ。最初はある男性アーティストと教えられていたくらい、極秘事項だったんです」

「テイラー・スウィフトの新作ミュージックビデオ」という事実がどれだけ厳重管理されていたかは、「秘密保持契約の書面にサインさせられた」「撮影現場では、“セットを立ち去ったら、【何も起きなかった】ことになる。それを覚えておいて”と伝えられた」という彼女の言葉からうかがえる。現場入りしてからもなお「誰かはわからないけど、ホンモノに違いない」と、出演者たちが話していたほどだとか。

「2夜におよぶ撮影で、私の出演シーンの撮影が行われたのはもう終盤。ヘアとメイクを仕上げたら、そこでテイラー・スウィフトのMVだったと知りました。椅子から転げ落ちるところでしたよ。(中略)死ぬかと思った。でもすごく楽しかったわ」

現在57歳のジュンコ・チェンだが、「テイラー・スウィフトの楽曲は大好き」だという。「いろいろな年代に通じる魅力があるのね」とのこと。MV出演の事実は、結局家族にも公開してから知らされた。子どもたちも衝撃を受けた様子だったと話している。

【動画】一夜にして大騒ぎに! テイラー・スウィフト「デリケート」