テイラー・スウィフト、自身のファンから批判を浴びているヘイリー・キヨコを擁護！「自分に正直なアーティストは誰だって称賛されるべき」

シンガーのヘイリー・キヨコが、テイラー・スウィフトに関するある発言をしてファンの怒りを呼んだ。しかし、それに対してテイラーが擁護するコメントをして話題となっている。Billboardが伝えている。

ヘイリー・キヨコは、アメリカ人の父と日系カナダ人の母を持つシンガー兼女優で、LGBTをテーマにした楽曲とそのMVが注目されているアーティスト。彼女は、あるインタビューで自身の音楽活動についての不満を告白し、その中で次のようにテイラーについて言及した。

「この業界の何人かの重鎮に『君はまた女の子に関するMVを作るのかね?』って言われたことがあるんだけど、うーん、そうね、テイラー・スウィフトだっていつも男の子に関して歌っているけど、誰も文句言わないじゃない」

ヘイリー本人に悪気はなかったようだが、この発言が「テイラーを馬鹿にしている」としてテイラーファンの逆鱗に触れることに。思わぬバッシングを浴びてしまった。

そんな中、テイラー・スウィフトが今回のヘイリーの発言に反応。SNS上でヘイリーを擁護するコメントを残し、話題を集めている。

とあるファンの「ヘイリーがテイラーについて言ったこと見た?私、悲しくなっちゃった」という投稿に対し、別のファンが反応。「テイラーについての発言だけ見たらそうかもしれないけど、ヘイリーがインタビューで言ってること全部を読んだら、必ずしもテイラーが男好きってことを言いたいわけじゃないと思う。ヘイリーは、セクシャリティについて自由に歌う権利を守りたいだけなんじゃないかな」と返信を送った。

この一連の投稿に対し、テイラー本人もコメント。ヘイリーを擁護する趣旨を投稿した前出のファンに同意する形で「そのとおりよ。作品を通して自分のロマンスについて正直に語る勇気のあるアーティストのことは称賛するべき」と発言し、ヘイリーをサポートする姿勢を見せた。

実は、テイラーは以前ヘイリーと同じ趣旨の発言をしていたことがある。2014年におこなわれたインタビューで「エド・シーランやブルーノ・マーズは女の子について歌っても何も言われないのに(私は文句を言われる)。」とし、自由に実体験を歌う権利を主張していた。そんなこともあってか、テイラーはヘイリーのことを放っておけなかったのかもしれない。