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14歳の人気声優、ニコロデオンを訴える

2010年10月14日
人気アニメーション「ドーラといっしょに大冒険」で主人公ドーラの声優を務めていたケイトリン・サンチェスが、放送局であるニコロデオンを契約違反で提訴した。

米TMZによると、2008年から2010年までドーラ役を務めているケイトリンは10月6日、番組再放送時の声の使用料数百万ドル、関連商品のロイヤリティ、プロモーションのギャラなどが支払われないのは契約違反だとして、「ドーラといっしょに大冒険」の放送局ニコロデオンと親会社のMTVネットワークを相手取り、損害賠償を求める訴訟をニューヨーク州の最高裁判所に起こした。

ケイトリンの弁護士は、「ニコロデオンは彼女と声優出演契約を結ぶ際、不正確な説明をし上手く丸め込んだ」「契約書を見てびっくりした。こんなに複雑で不可解な内容の契約書を見たのは初めてだったからだ」とコメント。ニコロデオンはケイトリンと彼女の家族を騙し、馬車馬のように働かせ、不当に大金を得たと主張している。

裁判所に提出された訴状によると、160時間分の声優出演料、400時間に渡るインタビューやイベントなど番組プロモーションに対するギャラ、325時間分の再放送分の使用料、彼女の声を使用した玩具などに対するロイヤリティが未払いであるとのこと。彼女はこれらに対して計700万ドル(約6億円)の損害賠償を求めている。

弁護士は、「話し合いにより解決しようとしたが、ニコロデオンが全く誠意を見せないため訴訟に踏み切った」と説明している。

一方、ニコロデオンは、ケイトリンに対するギャラは全て支払っていると主張。訴状は全く根拠のないものだという声明を発表している。
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