大御所バンド「フリートウッド・マック」がまたひと悶着？ リンジー・バッキンガムが、最新ツアーへの不参加を表明

1967年から続くバンド「フリートウッド・マック」だが、これまで何度もメンバーの入れ替えを繰り返してきた。最新ツアーには、中心メンバーである　リンジー・バッキンガム(68)が不参加を表明している。

今夏、ツアーを予定している「フリートウッド・マック」だが、関係者はリンジーの不参加を証言。「今後バンドのいかなる活動にも参加しない」として、米TMZは「永久脱退」と報じている。

その後、「フリートウッド・マック」は正式にリンジー・バッキンガムのツアー不参加を発表。「バンドは彼の成功を祈っております」との公式声明を出しているが、今後については明言しておらず、これが正式な“脱退”となるかについては定かでない。また、リンジーに代わるサポートメンバー2名が、今回のツアーに参加することを明らかにしている。

リンジー・バッキンガムは、1975年、当時の恋人スティーヴィー・ニックス(69)とともに、「フリートウッド・マック」に加入。全米アルバムチャート31週連続トップを記録した、バンド最大のヒット「噂」(1977)の制作に加わるなど、グループの黄金期に大きく貢献した。



殿堂入りなど名声の一方で、「フリートウッド・マック」は、リンジー・バッキンガムを含むメンバーたちが、これまで何度もバンドを脱退、再加入を繰り返してきた。今回、彼がバンドを離れた、もしくは追い出された理由は明らかにされていない。「フリートウッド・マック」が昨年の夏に行ったツアーには、彼を含む黄金期のメンバー5人がそろって参加していた。