「１Ｄ」ナイル・ホーラン、長年抱えている「強迫性障害」との闘いについて告白

人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション(1D)」のメンバーで、現在ソロアーティストとして活躍しているナイル・ホーランが、長年抱えている病気「強迫性障害」との闘いについて明かした。clevver.comなどが伝えている。

ナイル・ホーランは以前から閉所恐怖症と、強迫性障害(OCD)を抱えていることをツイッターで明かしている。強迫性障害とは、不合理な行為や思考を自分の意に反して反復してしまう精神疾患の一種である。

先日、ドイツの雑誌「ZEIT LEO」のインタビューでナイルは、強迫性障害との闘いについて語った。ナイルは「お医者さんにぼくは軽度の強迫性障害だと言われたんだ。ぼくは自分が決めた行動をその通りにやらなきゃいけないと感じてしまうことがあるんだ。たとえばお皿にバーガーとチップスがあったとして、ぼくはいつも必ずチップスから最初に食べて、最後にバーガーを食べるとか。ぼくは一つの固定配列を持っているんだ。(コンサートでも)いつも必ず決められた順番で歌い、決めた動きをしなきゃいけないんだ。全てをすぐに決めないと、緊張してしまうんだよ。だからぼくは学生の時も、テストのためにすごく早くから勉強していたんだ。そうしないとプレッシャーを恐れてしまうと感じたから」と、自身の抱える強迫性障害について明かした。

しかし今では、強迫性障害とうまく付き合えるようになったという。「幸運なことに、今はそういったぼくを理解してくれるひとたちが周りにいるんだ」と、理解者が多くいることへの感謝も語った。

ナイルのこの告白にファンたちは「強迫性障害について語ってくれたナイルを誇りに思う」「精神病は他人からは目には見えない病気だから、ナイルの告白は学ぶべきところがある」「ナイルのこの告白によって、人々は彼のそういった行動は彼のライフスタイルではなく、精神病であると気づくことができるだろう」とナイルの告白をリスペクトする声が多く上がった。

他にも俳優のダニエル・ラドクリフや、歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイク、女優のレナ・ダナムも強迫性障害を抱えていることを明かしている。