さすがアリアナ・グランデ！ 全米人気トークショーで、ラップソングの見事なカバーを披露[動画あり]

5月1日、人気司会者ジミー・ファロンによる番組「ザ・トゥナイト・ショー」にアリアナ・グランデがゲスト出演。今夏リリースするアルバム「Sweetener」について、イントロとなる1曲目の「Rain Drops」が1950年代に発表された「An Angel Cried」を一部カバーしていることなど、新作に関するいくつかのヒントを語った。

さらに、アリアナの「One Last Time」を歌うファンたちの元へサプライズ訪問をしたり、映画「キューティー・ブロンド」に出演した時の女優ジェニファー・クーリッジのモノマネを披露したりと、番組を大いに盛り上げた。

そして一番の見どころだったのは、番組の人気企画「ミュージカル・ジャンル・チャレンジ」に挑んだ場面。ランダムに選ばれた楽曲と音楽のジャンルの組み合わせに沿って、ジミーとアリアナが2曲ずつ歌を歌うという企画だ。ジミーがエド・シーランの「Shape of You」のスカ風カバー、アッシャーの「Yeah」のカントリー風カバーが当たった一方で、アリアナは2曲ともラップソングが大当たり。

最初に当たったケンドリック・ラマーの「HUMBLE.」のゴス・ロック風カバーでは、演奏担当のザ・ルーツが短調キーで激しいギターサウンドをかき鳴らし、アリアナはまるでゴス・ロックバンド、エヴァネッセンスの大ヒットアルバム「Fallen」のように、エモーショナルに「HUMBLE.」を熱唱。続いてドレイクの「God’s Plan」の90年代ディーヴァ風カバーでは、若かりし頃のクリスティーナ・アギレラをも彷彿させる伸びやかな歌声で歌いこなし、ノスタルジックさ感じる楽曲に仕上げた。

【動画】Musical Genre Challenge with Ariana Grande

番組では新作のリードシングル「No Tears Left to Cry」ライブも行ったアリアナ。現在「ザ・トゥナイト・ショー」のYouTubeではそのパフォーマンスの様子も公開されているので、そちらも要チェックだ。

なお、アリアナの最新作にはファレル・ウィリアムズ、マックス・マーティンがプロデュースとして携わっていること、とてもパーソナルな作品になるということがわかっている。今後どのように新作に関するヒントを与えてくれるのか、アリアナの言動は引き続き見逃せない。

(MTV News)