Avicii（アヴィーチー）、親族が葬儀の予定を発表 一般には非公開の密葬に

先月、死去したDJ　Avicii(アヴィーチー、本名ティム・バーグリング)の葬儀の予定を、親族が明らかにした。

Aviciiは、4月20日、オマーン・マスカットにて遺体となって発見。生前からさまざまな健康問題を抱えており、自ら死を選んだとされている。28歳だった。

新たに発表した声明の中で、遺族は故人を弔う葬儀の予定を明らかにした。一般には公開せず、密葬にすることをBillbordなど各メディアが伝えている。

「音楽ファンの間では、Aviciiとして知られている、ティム・バーグリングの葬儀について、多くの問い合わせがありました。バーグリング家の親族は、葬儀は生前のティムと親しかった限られた者たちだけで行う密葬にすることを決定しました。メディアのみなさまにも、この決定を尊重していただければと思います。これ以上、お知らせできる追加事項はございません」

Aviciiは、人気絶頂のさ中にあった、2016年にツアー活動からの引退を発表。親族は当時の彼について、「自分の幸せと、もっとも愛した音楽をどう両立させるか模索していた」と語っていた。

本人は2017年10月に公開されたドキュメンタリー作品「Avicii: True Stories(原題)」内にて、「みんなぼくがどれだけ病んでいたかを目の当たりにしてきたんだ。それでもギグをやめたいと言ったときは、かなりの反対にあったよ」と発言。「“もうプレイできない”“死んでしまうよ”と言って聞かせた」と、苦悩を明らかにしていた。