モーガン・フリーマン、相次ぐセクハラ告発に反論声明を発表！ 不適切な行為は「誤解とユーモア」と弁明

8人の被害者と、8人の目撃者から、これまで行ってきたセクシャルハラスメント行為を告発された俳優モーガン・フリーマン(80)が、反論の声明を発表。不適切とされた行為は、「誤解とユーモア」だったとして、弁明している。

モーガン・フリーマンは、5月24日、米CNNにて近年に及ぶまで、映画撮影現場やプロモーション活動中に、居合わせた女性たちへ不適切な行為を行ってきたとして告発を受けた。本人はすぐさま公式声明を発表。一連の証言について、「そういう意図ではなかった」としながらも、「不快な思いをされた方、虐げられたと感じた方々に、お詫び申し上げます」と謝罪した。

しかし5月25日に、Deadlineに対して明らかにした追加声明においては、「80年にも及ぶ人生が、危機にさらされていることへの悲しみ」を明らかにした。


モーガン・フリーマンは、「暴行やハラスメントにさらされたすべての被害者の声は、聞くに値するものです。そしてわれわれは、その声に耳を傾けなくてはならない」と、女性たちの心情や、昨今相次ぐ告発行為へ、一定の理解を示している。しかし自身が受けた告発に関しては、「見当違いな挨拶や、ユーモアを、恐ろしい事件と同等に扱うことは、正しい行為ではない」と述べ、自身の言動に対する釈明を行った。

「わたしは周囲の女性に(そして男性にも)対して、気軽に親しく接しようとする人間であることは認めます。そのため、時には女性に対して、自分としては陽気でユーモラスなジョークや褒め言葉を投げかけることがあったかもしれません。いつでもわたしが意図したとおりにそれが伝わっていたわけではありません」

「だからこそわたしは木曜日に、気分を害した方々への謝罪を行いました。その気持ちはこれからも持ち続けていきますが、意図したことではないのです」

モーガン・フリーマンは、「もう一点、はっきりさせておきたい」として、「わたしが仕事場を危険なものにしたことはない」と主張。先日ついに逮捕された、大物映画プロデューサー　ハーヴェイ・ワインスタインのように、「女性を襲ったことはありません。セックスと引き換えに、仕事をオファーしたこともありません」と訴えている。