人気デザイナー ケイト・スペードが死去、自殺か

自身の名を冠したブランドで知られる、人気デザイナーのケイト・スペードが死去。自殺の可能性が報じられている。55歳だった。

6月5日朝、ケイト・スペードは米ニューヨークの自宅にて死去。米TMZによれば、スカーフを用いてベッドルームのドアノブに首をつっているところを、ハウスキーパーによって発見され、この時点で意識はなかった。のちに現場に駆け付けた救命士によって、その場で死亡が確認。遺書も見つかっており、状況から自殺の可能性が高いとされている。

同メディアによると、この遺書は13歳になるケイト自身の娘にあてたもので、自らの死の責任について「あなたのせいじゃない」とする内容。娘に対して「愛している」との言葉がある一方で、彼女が自ら死を選んだ理由を「パパに聞いてみなさい!」との言葉もあったという。なお、ケイトの死亡時、夫は在宅だった。

ケイト・スペードは、大学時代に出会った夫アンディ・スペードとともに、1993年にブランドを創業。私生活では翌年に結婚し、この20年あまりでデザイナーとして世界的な人気を獲得した。

なお、夫アンディは俳優デヴィッド・スペードの兄にあたる。死去報道後、デヴィッド・スペードは自身のSNSを通じて、義理の姉を追悼。親しさをこめて故人を「ケイティ」と呼び、「彼女がどれだけ面白い人だったか、みんな知らないだろう。つらい世の中だ」と、胸の内を明かしている。

Katy at my book signing. I love this pic of her. So pretty. I dont think everyone knew how fucking funny she was... Its a rough world out there people. Try to hang on pic.twitter.com/2kRPvGvj8w

— David Spade (@DavidSpade) 2018年6月6日