「ウォーキング・デッド」アンドリュー・リンカーンの降板が正式発表

人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」が、リックを演じるアンドリュー・リンカーン(44)の降板を正式に発表した。

アンドリュー・リンカーンの降板は、今年5月に初めて報道。以来、様々な憶測が飛び交っていたが、原作者であり、ドラマ版の製作総指揮も務めるロバート・カークマンが、コミコンにて正式に認めたと、DigitalSpy他各メディアが報じている。

今秋に放送されるシーズン9が、リンカーンにとって最後になるのかという問いに、カークマンは「そうなる見込みだ」と回答。約2か月続いたウワサを真実だと認めた。アンドリュー・リンカーンは、シーズン9の前半6話に出演、その後番組を離れることとなる。

「アンドリューはファンのことを気にかけていたよ。番組のことも、心から気にかけてくれた。番組との別れを、特別なものにしたいと言っているんだ」

放送スタート時から番組をリードしてきたアンドリュー・リンカーンの門出について、「素晴らしい計画を立てているんだ」とカークマンは語る。

「ネタバレは避けるけれど、彼の旅路をこれまで見守り、リック・グライムスを愛する人、ウォーキング・デッドの世界を愛する人なら、われわれがやろうしとしていることを観たいと望むだろう」

なお、原作コミック版において、リックは現在も生存しているキャラクターだ。番組降板は“リックの死”という形をとるかについて、ロバート・カークマンは「コミックと番組には違いが生じる」と述べている。

カークマンは、アンドリュー・リンカーンの降板は、本人の意思であることを示唆している。「約10年付き合ってきた、大好きな彼だが、撮影が行われているジョージアは、家族のもとからはるかかなただ」と、家族との時間を多く取りたいとの動機が事実であることを暗に認めた。