クロエ・グレース・モレッツ、新作の【お蔵入り】を祈願！ 監督のセクハラ発覚で公開中止も「そのまま消えていい作品」

クロエ・グレース・モレッツ(21)が、自身の出演作「I Love You, Daddy(原題)」のお蔵入りを祈願。いったいどうして?

映画「I Love You, Daddy」でクロエ・グレース・モレッツが演じるのは、ジョン・マルコヴィッチ(64)演じる還暦を過ぎた映画監督との不倫にはまるティーンエイジャー。かなりセンセーショナルな題材だが、問題は主人公である、クロエの役の父親を、ルイ・C・K(50)が演じ、なおかつ本作を監督していることだ。

昨年9月、本作がトロント国際映画祭にてお披露目された直後に、ルイ・C・Kのセクシャルハラスメントが告発。本人が事実であることを認めたことで、本作は公開中止に追い込まれ、いまだにリリースの見通しは立っていない。

別の作品プロモーションのため、The New York Timesのインタビューに応じたクロエ・グレース・モレッツは、「I Love You, Daddy」がこのままお蔵入りになることを願う発言をしている。

「公開されるべきとは思わない。正直、お蔵入りになるべきだと思う。いまはあの映画が注目されるときじゃない」

クロエはひとりの出演者として、大勢が関わった映画作品が消えることへの「悲しさ」は明らかにしている。しかし「#MeToo」運動のようなムーブメントを歓迎し、「この業界が直面している大きな変革を示す」ことへの幸せを強調した。