トム・クルーズ、歳をとりすぎてスタントはもう無理！？ 共演者が辛口コメント

現在公開中のトム・クルーズ(56)主演作「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」でトムと共演した俳優が、トムのスタントについて辛口コメントをした。

「ミッション:インポッシブル」シリーズは1996年に第一作目が公開されて以来、世界中で大ヒットしている人気アクション映画。俳優のトム・クルーズがシリーズすべてにおいて主人公イーサン・ハント役を演じており、最新作「フォールアウト」は第六作目。ほとんどのスタントをトム自身がこなすことでも有名だ。

そんなトムにチクリとコメントをしたのは、同シリーズにトム以外で唯一全作に、ルーサー役で出演している俳優ヴィング・レイムズ(59)。英DailyMailによるとヴィング・レイムズは「トムはスタントをするには歳をとりすぎてきている」と話したという。

というのもトムは今回「フォールアウト」の撮影時、ビルの上にジャンプするというスタントを行った際に足首を痛めるというアクシデントを起こし、撮影が3か月間中断される事態となった。

ヴィングはEmpire magazineのインタビューで「僕は撮影のためにロンドンに行く準備は万端だったんだ。トムが足首を怪我したのはかわいそうだと思うよ。でもそのおかげで、監督のクリストファー・マッカリーは台本を書き換えなくちゃならなくなったし、僕は家で待つことになった。トムも歳を取ってきてるんだよ」「彼が自分でスタントをするのが大好きだって知ってるけど、友人として言わせてもらうと、スタントマンにやってもらった方がいいかもしれない、もしかしたら」と、トムがスタントをするには歳を取ってきていると話した。

一方、同作でホワイト・ウィドウ役を演じたヴァネッサ・カービーは「急に電話で『トムがけがをした』と言われて、気付いたら3ヵ月経ってたわ。でもケガから数か月で彼は復活して、私ができないようなことをもうできるようになっていたの」と、トムの早い回復を驚いたことを明かした。

トムのスタントへの熱い思いが伝わってか、「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」は公開初週、世界中で4億9300万ドル(約545億円)もの興行成績を記録し、現在も成績を伸ばし続けている。