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クロエ・グレース・モレッツ、LGBTQのキャラクターをストレートの役者が演じることをどう思う?

2018年9月7日
クロエ・グレース・モレッツクロエ・グレース・モレッツ
WENN.com
近年、ハリウッドでは、多様な性が映画で描かれる機会も増えてきた。しかしLGBTQの役柄を、ストレートの役者が演じることへの批判、議論がたびたび起きている。当事者として、クロエ・グレース・モレッツ(21)はどう思っているのだろうか?

オスカーノミネート作品「君の名前で僕を呼んで」は高い評価を受けたが、反面ゲイのキャラクターをストレートの俳優が演じたことを疑問視する声があった。また、スカーレット・ヨハンソンは、新作映画「Rub & Tug(原題)」でトランスジェンダーの役を演じる予定だったが、不満が噴出したことで降板。最近では、ディズニーの新作「 Jungle Cruise(原題)」に登場するゲイのキャラクターをめぐり、同じ議論が起こっている。

クロエ・グレース・モレッツは、これまで自身のセクシャリティについて、定義を避けてきた。新作映画「The Miseducation of Cameron Post(原題)」では、女性と性的関係を持ったことが露見し、ゲイのためのカンバセーションキャンプに送られる若い女性を演じている。

クロエは俳優と役柄の性自認不一致にまつわる議論について、「他人のセクシャリティを決めてかかることは、フェアじゃないと思う」と発言。「他人のセクシャリティを決めつけることは、他人にレッテルを貼り付ける行為と変わりない」と自身の意見を述べた。DigitalSpyが伝えている。

クロエ・グレース・モレッツは、自身が演じたキャメロンの台詞を、「この映画のいいところ」として引用している。いわく、「私は自分が同性愛者と見なしていない。私は自分を、何かだと見なしたりしない」。

「13歳、14歳ぐらいの子たちと話してみて」とクロエはうながす。「若い子たちのセクシャリティや、その流動性への考え方、自認を見てよ。みんな自分はこういう人間ですと、ラベルを貼る必要なんて感じていない。それこそ正しい方向へ向かう、美しい一歩だと思う」
 
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