ルパート・グリント、実は「ハリー・ポッター」シリーズの降板を考えていた！ 「もうおしまいと思っていた」

俳優ルパート・グリント(30)が、映画「ハリー・ポッター」シリーズの降板をひそかに考えていたことを暴露した。

ルパート・グリントは、ロン・ウィーズリー役として、映画「ハリー・ポッター」シリーズ一作目から起用。2001年からシリーズ完結まで10年にわたって、主人公ハリーの親友という役柄を演じた。

しかしグリントは、四作目「炎のゴブレット」(2005)を終えた時点で、名声への葛藤から降板を悩んだことを告白。Independentに対して明かしている。



「ちょうどGCSE※を終えたばかりだったんだ。“このまま続けたいのか?　麻薬みたいなものだぞ”と考えていた」

※GCSE　…　General Certificate of Secondary Educationの略。イギリス国内の教育制度において、義務教育修了時点で受ける、統一試験試験の事。その後の進学先を左右する重要な試験。

ルパート・グリントは、「ハリー・ポッター」シリーズについて「大きな犠牲を伴った」と振り返る。

「誰だって匿名であることも、普通のことをやることも、ただ出かけることでさえも当たり前だと思っている。それがまったく違うなんて、ちょっと怖いよ。当時は“もうおしまいだ”と思っていた」

昨年、グラントは、実のところシリーズを「ファンとして楽しむことはもはやできない」と明かしていた。