オスカー監督ギレルモ・デル・トロ、ディズニーアニメ「ピノキオ」ストップモーション＆ミュージカル版を制作へ！ NETFLIXで配信を予定

映画「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー作品賞と監督賞を獲得した、ギレルモ・デル・トロ(54)が、ディズニーの名作アニメで知られる、「ピノキオ」の新バージョンに着手。NETFLIXとタッグを組み、ストップモーション&ミュージカル版の「ピノキオ」を制作する。

ディズニーのアニメ映画「ピノキオ」は、1940年に公開。イタリア人作家カルロ・コッローディの童話「ピノッキオの冒険」を元にしており、魔法をかけられたあやつり人形“ピノキオ”の冒険を描く。

今回、「新ピノキオ」プロジェクトに、デル・トロの参加が決まったとDigitalSpyが報道。NETFLIX配信の人気アニメ「ボージャック・ホースマン」を手がける製作会社が加わり、パトリック・マクヘイル(アニメ「アドベンチャー・タイム」)が、デル・トロと共同で脚本を担当、マーク・グスタフソンが共同監督を務める。

また、本作は人形を少しずつ動かして撮影する「ストップモーション・アニメーション」になるため、ティム・バートン監督の同ジャンル映画「コープスブライド」(2005)で人形制作を担った「Mackinnon & Saunders」の参加も決定。プロダクションはこの秋にもスタートするとのこと。

ギレルモ・デル・トロは、「ピノキオ」の物語について、「アニメほど私の人生と作品に影響を及ぼしたアートはないし、ピノキオほど個人的な深いつながりを感じるキャラクターは、他にいない」と話している。

「思い出せる限り、この映画を作りたいとずっと思ってきた。(製作総指揮としてクレジットされたNETFLIXのアニメ)『トロールハンターズ』での素晴らしい体験以来、NETFLIXの才能豊かなチームには感謝してきたし、彼らが私に“デル・トロバージョンの、変なパペットが人間になっちゃう”物語を世界中の視聴者へお届けするチャンスをくれたんだ」